眞鍋監督「世界一にチャレンジ」 2014年度バレー全日本女子会見

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荒木田本部長「世界選手権で銅メダル以上を目指す」

4年前の世界選手権では銅メダルを獲得。4年前を知る佐野は選手兼アシスタントコーチとして全日本に復帰した 【坂本清】

登壇者:
羽牟裕一郎(日本バレーボール協会会長)
荒木田裕子(強化事業本部本部長兼女子強化委員長)
眞鍋政義(全日本女子監督)

羽牟会長 先程、全日本女子登録選手31名全員と会って、しっかりと切磋琢磨(せっさたくま)して、この中からコートに立つ人間が選ばれるという話をした。5月にはすぐモントルー(スイス)の大会。さらにイタリアで世界選手権が開催される。全日本女子としてはここでのメダル獲得を今年の大命題として掲げ、目標の実現を目指していく。

荒木田本部長 4年前の世界選手権で全日本女子は銅メダルを獲得している。今年はそれ以上の成績を世界選手権で残すことが最大の目標。

眞鍋監督「MB1を変化、進化していきたい」

今年から五輪までのテーマとして「世界一にチャレンジ」を掲げた眞鍋監督 【坂本清】

眞鍋監督 全日本女子チームは昨年の2013年度から16年のリオデジャネイロ五輪に向けて再スタートを切った。昨年は世界選手権、世界バレーの切符獲得。そして、秋にはグラチャン(ワールドグランドチャンピオンズカップ)で表彰台に昇るという目標を掲げ、なんとか最低限の目標をクリアした(グラチャンは3位)。

 14年度は世界選手権。9月23日から約3週間で最大13試合という厳しい戦いが続く。スタッフと選手が一致団結して前回以上の成績に挑戦したい。世界選手権で表彰台に昇るために、約1カ月前に行われるワールドグランプリ決勝ラウンドでも表彰台に昇る。昨年のテーマは「世界一を知る」だった。今年から次の五輪までは「世界一にチャレンジ」というテーマでいきたい。昨年はMB1(ミドルブロッカーを1人にしてサイドアタッカーを増やす)という新しい戦術をやった。冬場にスタッフと例年以上のミーティングを行い、時間を掛けていろんな角度から検証した。今年はMB1プラス変化、進化していきたい。それが最終的に五輪で一番輝くメダルに近づくのではないかと思う。

<次ページから、質疑応答と選手のコメント>

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