要注意! 角居軍団3頭出しで狙う一発=ヴィクトリアマイル直前インタビュー
「状態のいい子3頭でGIを迎えられる」
「3頭とも注意してくださいね」と笑顔を見せる角居調教師、いずれも実力馬だけに上位席巻もありそうだ 【netkeiba.com】
「やってみないとわかりませんが、競馬が上手な子ですし東京競馬場のような大きなコースは合っている気がします。馬場も速いですし、あの大きなストライドを生かした走りができればと思っています」
気になるのは飼い葉食いの細さだが、現在はどうだろう。
「今でも心配ではありますが、以前に比べればコンスタントに食べるようになっていますよ」
4歳のデニムアンドルビーとラキシスはまだ繊細さを感じさせる一方、5歳のキャトルフィーユはタフな印象を与える。最近は3戦連続で重賞2着。しかもすべて異なる競馬場でのものだった。
「力はあるんですけどね。もうちょっとのところで……。逆にいえば、コンスタントにずっといい状態なんですけどね。コースを選ばず走れるのも“能力”ですよね。飼い葉の心配もしていないです。(勝つには)もうひとつ、きっかけだけだな、と思います。馬が目覚めてくれればいいのですが」
こちらもマイル戦はひさびさ。2歳の白菊賞(500万下)6着以来だ。
「最近はしっかりハミを噛んでいくので、1600mのほうがスムーズに競馬に乗れると思っています。その分、リラックスして走ってくれれば終いも伸びるんじゃないかな」
最後にヴィクトリアMに向けての抱負を伺うと「状態のいい子3頭でGIを迎えられるのはありがたいことです」と笑顔を見せた。そして、「うまくはまれば。注意してくださいね」とポツリ。今年のヴィクトリアMは混戦が予想されるが、角居師の言う通り、3頭とも十分に注意を払う必要がありそうだ。