KENTA、5.17最終戦は丸藤とタッグ=ヨネが永田のGHC獲りに向け中嶋に快勝
ノアを退団するKENTAは5.17のラストマッチでライバルである丸藤にコンビ結成のラブコール 【t.SAKUMA】
退団発表後、一発目の試合ということでKENTAの動向が注目された。「KENTA」コールの大声援が飛ぶ中、丸藤とはいつも通りのエグいエルボー合戦、ヘイストにも豪快な蹴り技で対抗。終盤にヘイストがボムバレーデスで丸藤の動きを止めると、KENTAとヘイストが豪快な張り手合戦。フルスイングの張り手でKENTAにダメージを与えたヘイストがボムバレーデスを決めるも、KENTAが下から三角絞め。そしてGAME OVERに移行しタップを奪った。
「丸さん、隣に立ってくれないか」とラブコール
フリーとしてノア参戦となったKENTAだが、遠慮なく丸藤にエルボーやキックを蹴りこんでいった 【t.SAKUMA】
かつて初代GHCジュニアヘビー級王座を9度防衛した丸藤との久々のタッグ結成に、KENTAは「ここまでお互いガンガンずっとやり合ってきて、最後横に並んでいる絵を想像したときに実現したらいいなと思った」とその心情を吐露。当初はKENTA&杉浦貴vs.丸藤&中嶋勝彦が発表されていたカードだが、KENTA&丸藤vs.杉浦&中嶋に変更される予定。KENTAは「どの選手も自分の振り返る中では欠かせない存在ばかりなので、最後思い切りやり合えればいい」と5月17日の後楽園大会へ意気込むと、「すべてに対して感謝の気持ちでやりたい」と14年間在籍したノアでのラストマッチへ想いを馳せた。
ヨネ、GHC戦へ「負ければ打ち首の覚悟」
ヨネは中嶋に快勝し、永田の持つGHCヘビー級タイトルマッチへ弾みをつけた 【t.SAKUMA】
両者は4.26札幌での「グローバル・タッグリーグ戦」公式戦で対戦し、中嶋がハイキックでヨネをKO。今回の一騎打ちで勝利すれば、挑戦権強奪を示唆していた。ヨネは花道で奇襲攻撃を受けながらも、レッグドロップやローリングサンダーなどでペースをつかむと、クォーラルボンバーからのキン肉バスターで勝利。背水の陣で臨んだ一戦を制したヨネは「負ければ打ち首ぐらいの覚悟でいく」と、永田戦に勝利して男になると誓った。
タッグ前哨戦は杉浦が森嶋を秒殺し「手応えがない」
タッグ王座前哨戦で森嶋とシングルで対戦した杉浦はあっさりと秒殺勝利し、「手応えがない」とばっさり 【t.SAKUMA】
森嶋はセコンドをあえて帰らせ、1対1の勝負に臨むも、バックドロップからフォールに行かなかった余裕がアダとなり、杉浦のフロントネックロックに絞め落とされ、秒殺負けを喫するという醜態をさらした。一方、谷口はさすまた攻撃&セコンド乱入で反則負けを告げられるも、田中のお株を奪うテーブルクラッシュを炸裂させて憂さを晴らした。
これまでGHCヘビー級王座を何度も争ってきた森嶋の豹変ぶりに、杉浦は「手応えがない。プロレスの戦い方を忘れてるんじゃないの」と酷評。一方、超危暴軍のセコンドの拳王は谷口のさらなる覚醒を予告した。
小川&セイバーのテクニシャンコンビが初防衛
小川とセイバーの日英テクニシャンコンビはGHCジュニアタッグ王座の初防衛に成功 【t.SAKUMA】
絆を確かめ合った王者組は、次期防衛戦の相手として、「レスリングで勝負できるチーム」を熱望。プロレスの神髄であるレスリングテクニックを堪能できるような相手との遭遇を訴えた。
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