雪辱を期すゴールドシップ、春の王者へ=天皇賞・春直前スペシャルインタビュー
ゴールドシップは阪神大賞典で理想的なレースをし、勢いそのままに天皇賞・春へ 【netkeiba.com】
ゴールドシップの性格を考え、「変化」をつけたい
「僕自身、すごく緊張したレースでした。有馬記念の結果が本物かどうか、このレースで負けてしまうと『やっぱり終わったか』と思われても仕方ありません。そんな結果にならないためにも、馬をつくってきました。また、天皇賞・春に向けても落とすことができないレースだと思っていたので、勝ってくれて、正直、ほっとしています。
レース内容は、さすが百戦錬磨の岩田(康誠)騎手。スタートから出して、好位につけることができましたから。少し行きたがるようなところを見せていましたが、それでも最後は楽に押し切ってしまうのだから、阪神大賞典は今後につながる『理想的なレース』だったと思います」
天皇賞・春に向けて、調整を続けるゴールドシップ 【netkeiba.com】
「岩田君が乗れないことは残念ですが、ゴールドシップは慣れてしまうと、人をなめてしまうようなところがある馬。そんな性格を考えると『変化』をつけるという意味で、今回の乗り替わりはメリットが大きいと思っています。また、騎乗するのが、このレースを勝っている(クレイグ・)ウィリアムズ騎手(2010年ジャガーメイル)。日本の競馬にも慣れているジョッキーですから、何も心配することはないと思います」