高尾山から会社へ行く…エクストリーム出社のルーツ３選
第３弾 高尾山山頂でご来光からの出社
第３弾のエクストリーム出社が敢行されたのは、第２弾から１週間ほど経ったお盆休みの時期。椎名が「今夜高尾山に登って、明朝日の出を眺めてから下山して出社してみませんか」とツイッターのフォロワーに呼びかけた。
８月１４日 午前０時５０分。総勢７名が、京王線の終電で高尾山口駅に集まった。最低気温２４度、林の中の登山道は湿気もあって、真夜中なのに汗ばむほど。所要時間２時間弱とされる登山道をゆっくり３時間かけて登り、午前４時５９分の日の出を山頂で迎えた。
８月１４日 午前０時５０分。総勢７名が、京王線の終電で高尾山口駅に集まった。最低気温２４度、林の中の登山道は湿気もあって、真夜中なのに汗ばむほど。所要時間２時間弱とされる登山道をゆっくり３時間かけて登り、午前４時５９分の日の出を山頂で迎えた。
ケーブルカーが動き出すのは朝８時のため、下りも自力で歩くことに。朝７時、無事に下山し、京王線の上り電車で都心まで向かう８０分間はほぼ睡眠時間に。「さすがにこれはキツかった」という感想を抱く人が多く、出社前に無理をして仕事に支障をきたしてはいけないという大原則が再認識された。
以降、ネット上ではエクストリーム出社の名のもとでさまざまな形での試行錯誤が繰り返されることとなり、これまで日常的に為されてきた、さまざまなアクティビティを時間的な制約の強い出社前の時間に行うことで、スポーツとして楽しむ流れが生まれつつある。「何気なくやっていた」ことは、やり方次第でいとも簡単にスポーツになりうるのだ。