皇居ランの次は“東京タワーラン”!? スポーツのランドマークに変身中

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【写真提供:ラブスポ東京】

都内最大級の広さを誇るランナーズサロン

更衣室はとにかく広くてきれい。ランナーズサロンとしてこれは大事な要素 【写真提供:ラブスポ東京】

 東京にあるランニングのメッカと言えば?
 9割以上の確率で返ってくる答えは「皇居」だと思います。でも、ここ最近“熱い”場所がほかにあるんですよ。なんと、東京随一の観光スポットにしてランドマークの「東京タワー」です。

 これまで通りの観光場所としての役割だけではなく、東京タワーが中心となって港区から健康を発信しよう、という目的のもと、2012年11月にランナーズサロン「LOVESPO TOKYO(ラブスポ東京)」が東京タワーフットタウン3Fにオープン。ランニングに重点を置いたのは、「すぐ簡単に誰でもできるスポーツであること。また、タイムを気にせずに“走る”ということだけなら個人差も出ないからです」。説明してくれたのは、ラブスポ東京店長の富山真佐輝さんだ。

 オープンしてまだ1年ちょっとの新ランナーズサロン。一番の特徴といえば、都内最大級の広さ。スーパー銭湯か!と思うくらい更衣室は広々としていて、更衣ロッカーは合計212扉(女性102扉、男性110扉)、月契約のシューズロッカーは合計432扉(女性216扉、男性216扉)もある。また、女性にはうれしいパウダールーム(女性9席、男性3席)もたっぷりとスペースがとられており、何と言っても施設全体がきれいなのがランナーのみなさんにはうれしいところでしょう。
「今まで利用してきた施設の中で一番きれいです! “姫ソファ”みたいなのが置いてあったり、なんだかシンデレラチックですね(笑)。ぜひまた利用したいです」

 そう教えてくれたのは、この日来ていた女性ランナー。やっぱり今の時代、女性の評判がそのまま施設の評判になりますよね。店内のプロデュースを手掛けたのは、2012年ミス・インターナショナルグランプリで初代東京タワーアンバサダーの吉松育美さん。しっかりと女性のハートをつかんでおり、富山店長によれば「お客様の男性、女性の比率は半々ぐらい」とのことでした。

ランニングコースも充実!

夜間ランもおススメ。ライトアップされた東京タワーも美しい 【Getty Images】

 一方、ランナーズサロンの施設自体が優秀でも、走るコースがなければ意味がない。いえいえ、その点も大丈夫のようです。
「東京タワーを中心に、われわれ独自でランニングコースを作りました」

 ラブスポ東京入口の前には2キロ、6キロ、8キロ、10キロなど、写真付きマップでコースを紹介。江戸見坂、霊南坂、鳥居坂など港区らしく歴史ある数々の坂道をめぐるコース、東京タワーから桜田通りをまっすぐ進んで皇居を1周するコース、お台場を目指してレインボーブリッジを渡るコースなど、力を入れている“観光ラン”としてもバラエティに富んだコースがいくつも用意されています。

 さらに、ライトアップされた東京タワーはとてもきれいなので、夜間ランもおススメ。ちなみに、僕のような極度の方向オンチで「初めてのコースはちょっと不安」という方でも、例え迷子になったとしても空を見上げて東京タワーを目指せば必ず帰ってこられる安心感もポイントが高いですね。
 まだまだありますラブスポ東京のいいところ、ということで富山店長がアピールしたのが「てぶらセット」。これはランニングウェア上下、ランニングシューズ、バスタオル、フェイスタオルを全部セットにして1000円でレンタルできるという優れモノ。とりあえずランニングをしてみたいけど用具がないという人や、会社帰りなどに急に走りたくなった人にはうれしいサービスですね。もちろん、タオルやウェア、シューズそれぞれ単品でもレンタルできます。

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習慣的にスポーツをしている人やスポーツを始めようと思っている20代後半から40代前半のビジネスパーソンをメインターゲットに、スポーツを“気軽に、楽しく、続ける”ためのきっかけづくりとなる、魅力的なコンテンツを提供していきます。

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