真央もスマイル「最高のオリンピックでした」=エキシビション選手コメント

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浅田真央が“スマイル”全開の演技を披露した 【写真:ロイター/アフロ】

 ソチ五輪フィギュアスケートの全種目が終了し、エキシビションが現地時間22日に行われた。
 シングル優勝の羽生結弦(ANA)、アデリナ・ソトニコワ(ロシア)らメダリストと、5位の町田樹(関西大)、6位の高橋大輔(関西大大学院)、同じく6位の浅田真央(中京大)、ジュニア選手らを加えた24選手・組がリンクに登場し、華やかにフィナーレを飾った。

 以下は、エキシビション演技終了後の日本人選手のコメント。

羽生「スケートを滑れる喜びを感じながら」

「(今日のエキシビションは)すごく緊張しましたが、最後までスケートを滑れる喜びを感じながら滑りました。苦しみのなかから立ち上がるイメージで、いつもこの曲を滑っています。ソチ五輪で自分なりに4年間の集大成を出そうと思っていて、そのなかで震災があって、そこから立ち上がる姿、苦しみから立ち上がる姿みたいなものを表現できればと思っていました。

(競技を振り返って)本当に緊張しました。ベストな演技はできませんでしたが、全力はつくせました。その全力がもっと良いものになるように努力していきたいと思います。(金メダルは)僕の将来を明るくしてくれるものと思っているので、しっかり胸を張れるように頑張っていきたいと思います」

浅田「思いを込めて滑りました」

「このプログラム『スマイル』を、見ている方に伝わればいいなと思って滑りました。くじけそうなとき、辛いときがあっても、笑顔って素晴らしいんだよということを伝えたかった。エキシビションでこのオリンピックは最後だったので、思いを込めて滑りました。たくさんの方が笑顔で見てくださったので良かったです。バンクーバーもソチも含めて、最高のオリンピックでした」

高橋「最後に出られて良かったです」

「(6位のため)エキシビションに本当は出られないところ招待してもらいました。きょうは思い切り自分のために滑ろうかなと思って滑りました。最後まで気持ちよく滑れて、出られて良かったです。ここまで何も考えないでゆっくり過ごしました。良い思い出になると思います。まあいろいろここにくるまで、来てからも良い経験をさせてもらいました。自分にとっては厳しかったですが、最後に出られて良かったです」

町田「これからも高みを目指して努力を続けたい」

「(エキシビションを終えて)僕のソチ五輪が終わってしまいました。達成感やいろいろな気持ちがありますが、最後まで頑張りました。みなさん応援をありがとうございました。クイーンのこの曲『Don't Stop Me Now』は誰でも知っている曲なので、その曲に合わせて僕の表現ができて、これほど幸せなことはありません。気持ち良かったです。(ソチ五輪は)僕にとって本当に貴重な舞台で、学びがありました。今後の人生に大きな糧になります。これからも高みを目指して努力を続けたいと思います」

<了>
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