卓球のスーパーキッズが続々誕生する理由=福原、石川らも通った成功への道
子どもたちのやる気を刺激する強化制度
福原もジュニア時代、年上のカテゴリーの大会に次々出場し、腕を磨いていった 【写真:Action Images/アフロ】
実際、福原は、小学2年生以下のバンビの部では5歳10カ月で優勝した。これは史上最年少での優勝であり、以後、年長のカテゴリーにおいても、史上最年少の優勝記録を樹立していった。それぞれのカテゴリーに出場する上で、年齢の下限に制限はないため、上達すれば、福原のように、どんどん年上のカテゴリーに出場して、自分より年長の選手たちと、試合経験を積むことができる。こうした、年齢別の大会の制度が、子どもたちの育成に寄与した部分も、間違いなくあったはずだ。
今年の全日本選手権は、13歳になった伊藤、平野美だけでなく、14歳になった男子の出雲卓斗(遊学館ジュニア)の活躍なども注目される。福原、石川や、男子の水谷隼(DIOジャパン)、丹羽孝希(明治大)といった優勝候補だけでなく、ティーンエイジャーたちのプレーが、卓球ファンのみならず、広く注目される話題を提供しそうだ。
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