引退ピーター・アーツ、判定負けも完全燃焼「皆さんに会えなくなるのが寂しくなります」
愛する日本で引退試合を行ったピーター・アーツは完全燃焼でリングを降りた 【t.SAKUMA】
最後まで決して諦めないアーツに大きな拍手
最後までファイティングスピリット全開ファイトを見せたアーツ 【t.SAKUMA】
パワーと勢いを見せるアーツに対し、リコはガードを固くし左右のローで足から崩すという堅実な戦法で対抗。アグレッシブさで目を引くアーツだが着実にダメージを与えたのはリコのローキックで、アーツはバランスを崩され試合中幾度もマットに転倒する。
3Rに入るといよいよ足のダメージを隠せないアーツだが、それでも最後まで闘志を衰えさせることなくワンツー、ハイを繰り出して攻め試合終了。
判定は1者がアーツにつけるも、2者はローキックで的確にダメージを与えたリコを支持して2−1でリコが勝利。しかし最後まで決して諦めない姿勢を試合を通じて体現したアーツに、会場から大きな拍手と歓声が送られた。
笑顔でリングを降りた“20世紀最強の暴君”
最後まで決して諦めない姿勢を見せたアーツに大きな拍手と歓声が送られた 【t.SAKUMA】
その他、今大会に出場したGLORY65kg級世界トーナメント優勝者の久保優太はモサブ・アムラーニの荒々しいファイトに後れを取り判定負け、上原誠は長身の相手に手を焼いたが2−1の判定勝ちを収めている。
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