植田&小幡「風林火山」Vも即仲間割れ
元旦からの新体制へ動き出すZERO1
「風林火山」初優勝を果たしたデーモン植田&小幡優作だったが…
「風林火山」初優勝を果たしたデーモン植田&小幡優作だったが…【t.SAKUMA/佐藤崇】

 17日のZERO1東京・後楽園ホール大会では、「風林火山トーナメント」決勝戦を開催。来年の元旦興行からの新体制スタートを前に、選手たちが激しい自己主張を繰り広げた。

「風林火山」決勝戦では、 デーモン植田&小幡優作組が、ジェームズ・ライディーン&タマ・ウィリアムス組を破り初優勝。準決勝で大谷晋二郎&田中将斗の炎武連夢、大日本プロレスの関本大介&岡林裕二組という強敵を破り勢いに乗る両軍は、激しい肉弾戦を展開。夏の「火祭り」を制したライディーンのパワーファイトに苦しめられながらも、植田がラリアット3連弾で倒した。

植田が菅原と合体 小幡は田中に共闘を直訴

世界ヘビー挑戦をアピールした植田(左)は、パートナー小幡を裏切り菅原と合体
世界ヘビー挑戦をアピールした植田(左)は、パートナー小幡を裏切り菅原と合体【t.SAKUMA/佐藤崇】

 現世界ヘビー級王者を倒した植田は、その場で元旦興行での王座挑戦をアピール。さらに、先ほどまで優勝の喜びを分かち合った小幡を裏切り、菅原拓也との合体を表明した。これに対し、小幡も「本気でZERO1を変えたい。トップに立ちたい」と田中に共闘を直訴。この流れを受け、他の選手たちもマイクを奪い合って舌戦を展開した。

 社長として選手たちの熱い思いを受け止めた大谷は「生まれ変わるのに障害はあって当たり前。乗り越えてこそ目指す頂きがある」と、新体制と共に、新たなムーブメントが起きつつあるのを歓迎した。

橋本大地、“親の七光”脱皮へ大谷に反旗

ハヤトに完敗した大地は歴戦の強豪や師匠・大谷超えを果たすため田中と共闘へ
ハヤトに完敗した大地は歴戦の強豪や師匠・大谷超えを果たすため田中と共闘へ【t.SAKUMA/佐藤崇】

“破壊王子”橋本大地が、みちのくプロレスの若きエース、フジタ“Jr”ハヤトと一騎打ち。昨年末からケガに泣かされ続けた1年となった大地は、火花が飛び散るような打撃戦で意地を見せると、シャイニングウィザードや三角蹴りといった得意技も繰り出すが、終始余裕を崩さなかったハヤトのKIDにつかまり完敗。力の差をまざまざと見せつけられた。

 試合後、ハヤトから「もっと上の位置になったら、またシングルをやろう」と呼び掛けられた大地は、「きっといつかアイツを見返してやる」とリベンジ宣言。「今のままじゃいけない」と、ハヤトら歴戦の強豪や、師匠・大谷超えを果たすため、田中に共闘を訴えかけ、“親の七光”から脱皮して、生まれ変わる覚悟を見せた。

高木裕美

静岡県沼津市出身。埼玉大学教養学部卒業後、新聞社に勤務し、プロレス&格闘技を担当。退社後、フリーライターとなる。スポーツナビではメジャーからインディー、デスマッチからお笑いまで幅広くプロレス団体を取材し、 年間で約100大会を観戦している 。最も深く影響を受けたのは、 1990年代の全日本プロレスの四天王プロレス。

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