“キン肉マンの息子”がパンクラス参戦「超人になります」

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パンクラスデビューが決まった『キン肉マン』作者・ゆでたまごの息子・中井光義 【スポーツナビ】

 人気コミック『キン肉マン』の作者・ゆでたまご氏の一人である中井義則氏の息子で、格闘家の中井光義がパンクラスに参戦することが決定した。非公開でテストが行なわれ、パンクラス酒井正和代表は「パンチ力やサブミッションは光るものがあり、経験を積めば世界を狙える。パンクラスデビュー戦の前には海外で武者修行を行わせる。12月8日パンクラス255のデビュー戦は衝撃的なものになるだろう。また同大会はゆでたまご先生にポスターデザインをお願いしたいと思う」と、『キン肉マン』の息子に期待を寄せる。

 高校時代にPRIDEを観戦しMMAにチャレンジしたいと決意しMMAジムに通うようになった中井は、17歳の時には単身タイに武者修行へ行き、18歳になると初のアマチュアMMAトーナメントに参戦。決勝まで勝ち上がり、現在パンクラス参戦中のエリック・マイケル・フォートと激戦を繰り広げるも、2R1本負けを喫した。
 しかし実力を考慮され2週間後の「ZST」でジェネシスバウトデビューし1R1本勝ち。その後は練習中の事故により3年ほど試合から遠ざかり、周りの勧めもあってタレント活動に励むも、それからはブラジリアン柔術に専念。優勝を経験し現在は紫帯を巻く。ミットを持つトレーナーの腕を破壊する程のハードパンチを武器に持つも、総合ルールで勝利した試合は全て一本勝ちと極めの強さもある。

 パンクラスデビューが決まった中井は「今まで数回手術する程のケガを経験し、ずっと水面下で我慢してきましたが、父のプレッシャーをはねのける程の自信が今の俺にはあります。俺は世界標準化した超人になります。12月8日パンクラスデビュー戦は、外国人選手との対戦を希望します。そして来年には赤いパンツの超人ミノワマンさんと超人対決がしたいです」と力強くいコメントを残した。
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