木村沙織「一丸となって表彰台目指す」=バレー全日本女子会見

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木村沙織「(新戦術は)色んな可能性がある」

「世界一を知る」というテーマで戦った今シーズン、木村はグラチャンをシーズンの集大成と位置づけている 【坂本清】

今シーズンは「世界一を知る」というテーマでずっとやってきたんですが、このグラチャンが集大成になると思うので、選手、スタッフ全員で一丸となって表彰台目指して頑張りたいと思います。

(若い選手の成長を含め、どんな1年だったか?)どの大会も、メンバーの固定があまりなくて、色んな選手がコートの中にいるという試合が多かったです。なので、このグラチャンもここにいるメンバー全員で25点、最初に奪えるように、必死になって頑張りたいと思います。

(キャプテンとして迎えた今年、一番大変だったこと、意識したことは?)キャプテンとしては初めてだったので、チームをまとめたりとか、(全日本は)初めての選手も多いのでそういう選手を引っ張るというのは難しいことだというのは今でも思います(笑)。

(監督の言う新しい戦術の完成度、手ごたえは?)チームとしても、個人としても初めての挑戦になると思うので、すごく色んな可能性があるフォーメーションになっていると思います。まだ完璧ではないけれど、ずっとゲーム練習も色んなメンバーでやってきているので後は仕上げというか、グラチャンまでの短い間でゲームもあるので、最後の詰めをしっかりとやりたいです。

永松幸乃「攻めのプレーでアピールしたい」

セッターの永松は攻めのプレーとスパイカーの特徴を生かすトスでアピールしたいと語る 【スポーツナビ】

(全日本に入って初めてのことが多いと思うが落ち着いたか?)はじめは慣れない環境で戸惑うところもありましたが、練習を重ねるにつれて、選手とコミュニケーションが取れたので、今はやりやすくなりました。

(セッターとして、どんなプレーでアピールしていきたい?)どんな場面でも攻めのプレーやスパイカーが思い切って助走するなどスパイカーの特徴を生かせるようなトスを上げられるようにやっていきたいです。

大竹里歩「高さのある攻撃をチームの中で出したい」

代表で感じてきたことを全力で表現したいと語る大竹。得意の高さのある攻撃は見られるか 【スポーツナビ】

(初のグラチャンだが、心境は?)今年、初めて全日本に選ばれて、すべてが初めてで新しいことばかりだったが、今回、世界一を決めるグラチャンで感じてきたことをコートの中で全力で表現して、皆さんに感じていただけるようにしたいと思います。

(どんなところをアピールしていきたい?)私の一番得意なプレーは高さのある攻撃なので、それをチームの中で出して期待に応えられるようにグラチャンまでの短い期間ですが、取り組んでいきたいと思います。

迫田「表現で引っ張っていけたら」

迫田は久しぶりの全日本もどれだけ点数を決められるかと自身の役割を見据えた 【スポーツナビ】

(久しぶりにチームに合流してどうか?)途中からチームに入ったので、最初はどういう雰囲気の全日本になったのだろうという様子見から入りました。でもやっぱりトップの選手は変わらないし、年齢も関係ないと思うので一緒に練習していても学ぶことが多くて、自分も負けないようにがんばろうとあらためて思いました。

(キャプテン木村について?)木村がキャプテンになると聞いて、絶対いいチームになるなとは本当に素直にそう思いました。(その理由は?)一緒に練習させてもらっている中でプレーもそうですけど、人としても学ぶことが多い方なので、それをキャプテンとして発信してくれれば、いいチームになるんじゃないかなと思いました。

(自分より下の選手が増えてきて引っ張る役割も求められるのでは?)やっぱり経験は他の選手よりはあると思っているし、大きな大会も経験させてもらっている。何ができるということを一概には言えないが、一生懸命日々練習して、言葉では伝えられなくても表現で引っ張っていけたらなと思っています。

(ロンドン五輪以降、課題として取り組んでいることは?)自分はやっぱり点数をどれだけ決めるかということでコートに入れるかどうかとが決まってくる。なのでとにかく、しっかりトスを呼んで打数を増やして決めていきたいと思っています。

<了>

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