ライト級王座決定GP決勝は富松と魅津希=美女ファイター長野は判定負け
富松が長野に3月のリベンジ
美女ファイター長野は富松に判定負けを喫し、がっくりと肩を落とした 【田栗かおる】
30歳を目前にした“美女ファイター”長野は、格闘技人生の悲願であるベルトを腰にするべく、3月に判定で退けた富松とメーンイベントで対戦した。しかし前回は1・2Rとも奪ったテークダウンが決め手となり勝利した長野だが、今回は開始から富松に右ストレートを決められ後手に回る。ならばと組みつきに出るも富松に押し込まれてテークダウンへ繋げることができず、逆に2Rにはテークダウンを喫し、ハーフガードのまま抑え込まれて鉄槌(てっつい)とパンチで攻められ立ち上がることができず。
戦前、GPへの決意を「これを逃したら死んだも同然」と語って臨んだ長野だが、0−3の判定負けを喫し、無念の初戦敗退となってしまった。
フェザー級王座戦ではハムが防衛成功
フェザー級王者ハム・ソヒ(右)が強烈な打撃を披露し、判定で防衛成功 【田栗かおる】
第5試合で行われたジュエルス・フェザー級(48kg以下)タイトルマッチでは、打撃で優位に立ったハム・ソヒが足関節技を狙い、ピンチに思われたスリーパーも乗り切り、いつになく寝技の攻防も展開してみせた上でサダエ・マヌーフに3−0の判定勝ち。王座防衛を果たしている。
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