イサミが「デスマッチの金メダル」を獲得=関本がW−1近藤とのパワー対決制す
イサミ「誰とも勝負できて、楽しめる王者になりたい」
イサミ(右)が石川を破り、BJW認定デスマッチヘビー級王座を戴冠 【t.SAKUMA】
メーンイベントのBJW認定デスマッチヘビー級選手権試合では、木高イサミが石川修司を破り王座初戴冠。デスマッチ初挑戦から7年で、悲願の「金メダル」をつかみ取った。
ユニオンプロレス対決となったこの一戦。体重で王者に約50キロのハンディがあるイサミは、機動力で対抗。高さ約4メートルの蛍光灯マリンタワーを使ったヒザ攻撃は不発に終わったものの、金網最上段からのダイビングニードロップや、赤レンガブロックを使ったニードロップなど、捨て身の特攻で勝負をかけると、勇脚・斬でフィニッシュ。一度は頸椎ヘルニアで引退寸前まで追い込まれながら蘇った男が、6度目のシングルマッチにして初めて石川を破り、ついに頂点に輝いた。
試合後は早くも大日本所属の塚本拓海が挑戦者に名乗りを上げるも、イサミは「オレたちで大日本の未来を見せよう」とその場で受諾。試合後も終始笑顔をのぞかせていたイサミは「誰とでも勝負ができて、誰とでも試合を楽しめる、そんなチャンピオンになりたい」と理想の王者像を語った。
V8の関本がW−1勢を挑発
BJW認定世界ストロングヘビー級王者・関本はぶっこぬきジャーマンで近藤を下した 【t.SAKUMA】
「完敗。以上!」と悔しさをこらえて負けを認めた近藤に対し、関本は「近藤に勝ったら、それより強いヤツはいないだろ。次は誰だ。稔か? このベルトを賭けて、誰とでもやってやるぞ」とW−1勢を挑発した。
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