柿谷曜一朗「攻撃の起点になりたい」=ガーナ戦前日 選手コメント

スポーツナビ

長谷部誠(ニュルンベルク/ドイツ)

長谷部は世界レベルのチームを相手に「反応を早くしないとやられる」と語った 【スポーツナビ】

「反応を早くしないとやられる」

(ガーナのビデオは)トルコ戦と、南アフリカワールドカップの試合を見ました。カウンターで2列目、3列目から飛び出してくるスピードは間違いなく世界トップクラスだけど、それを怖がりすぎてラインを下げすぎると、自分たちのやろうとしていることとは違ってきます。1歩、2歩のリスクマネジメントを考えないといけないし、アジアでは1歩で足りていた反応を2歩、3歩と早くしないと、トップレベルのチームにはやられる。そこを頭に入れてやらないといけない。このような素晴らしい相手に自分たちがどれだけ主導権を握って攻撃の時間を長くできるか。攻撃は最大の防御ではないけど、それをいかにできるかが非常に楽しみです。

清武弘嗣(ニュルンベルク/ドイツ)

「足が伸びてくるし、速い」と、ガーナの身体能力を警戒した清武 【スポーツナビ】

「ピンポイントのパス精度も大事」

 いかにフリーでボールを受けられるか、がすごく重要だと思います。結構、(人に)食いついてくる感じがあったので、その裏を取って走るのは効果的になってくると思います。それに、足が伸びてくるし、速い。だから、少しズラすのではなくピンポイントで良いパスを供給してあげられるのが一番良いと思いますし、明日はそういう精度も大事になってくると思います。

 何らかの結果を求められていると思いますし、攻撃だけではなくて、前線の選手がしっかりボールを追うのもすごく大事なことです。明日はそこも意識しながら前からプレッシャーに行って、ボールを奪えればいいと思います。

今野泰幸(ガンバ大阪)

今野は、早めのチェックとチャレンジ&カバーの重要性を語った 【スポーツナビ】

「チャレンジ&カバーをしっかりしたい」

 11人が日本代表として狙いを持って攻撃も守備もすることが大事だと思うし、きちんとしないと個人能力にやられてしまうと思います。裏のボールに対して追いつくスピードも速いし、ドリブルも速そうです。ゴール前になると何が起きるか分からないので、早めにチェックして、チャレンジ&カバーをしっかりしながらやりたいと思います。

工藤壮人(柏レイソル)

当日のミーティングまでスタメンが分からない状況を楽しんでいる工藤 【スポーツナビ】

「海外組にひるんでいることはない」

 試合当日のミーティングまでスタメン、サブについてはわからない部分があり、それはドキドキで楽しみにしています。

(海外組とのプレーで感じた手ごたえは?)試合を重ねることによって理解は深まっているけど、戦うために選ばれているので、海外組に対してひるむことはありません。しっかりと自分のよさを出して、生き残っていく気持ちがあります。すべてにおいて(自分の良さを)表現できたのがグアテマラ戦なので、個人的にはピッチで表現していくことが大事だと思っています。

酒井高徳(シュツットガルト/ドイツ)

酒井はプラスな印象を受けていると、チームの手ごたえを口にする 【スポーツナビ】

「強いチャレンジ精神をもってやれる」

 自分が疑問に思ったり、個人の部分で気になるところがあったら話に来てほしいと監督も言っています。あるいは監督の方から同じポジションの選手を2、3人呼んで、戦術の確認もしています。今回は、普段より合宿を長めにやっていますし、チームとしての練習に時間を割けてるので、すごく良くなってきています。非常にプラスな印象を受けていますね。ただ、コンディションの問題がある選手もいたり、バラバラなところもあるので、トップパフォーマンスをチームとして保つのは難しいです。

 ガーナは、南アフリカワールドカップでベスト8に残ったチームなんで、力はすごくあると思うし、そのチームを相手にすごく強いチャレンジ精神をもってやれると思います。

<了>

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