木村沙織「試合を重ね良くなっている」=世界選手権予選 豪州戦選手コメント

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課題を認識も世界選手権出場に安堵の表情を見せる木村 【坂本清】

 バレーボールの世界選手権アジア予選(9月4日〜8日、愛知県小牧市スポーツ公園総合体育館)の第3戦が7日に行われ、全日本女子はオーストラリアに3−0(25−12、25−15、25−11)で勝利した。この結果、日本は1試合を残し世界選手権への出場権を獲得した。

 序盤はやや硬さが見られたもののすぐに落ち着きを取り戻した日本。今大会初スタメンの近江あかりや、平井香菜子が活躍し、第1セット中盤からは中心選手の木村沙織をベンチに下げる新たな布陣を試した。それでも試合を終始優勢に進めた日本が、オーストラリアを圧倒した。

木村沙織(ガラタサライ/トルコ)

「まだまだ課題はある」

 世界選手権の切符が取れて良かった。良くなっているところもあれば、まだまだ課題もある。それでも、世界選手権に出ることが重要なので、今日(出場を)決められて良かった。初めて選ばれた選手が多いけど、試合を重ねるにつれて良くなっているし、どんどん成長している。明日も必死になって、チームみんなで戦いたい。

宮下遥(岡山)

「最初は緊張してしまった」

 来年の世界選手権の切符が取れてよかった。(出場権がかかった試合なので)大事な試合だったけれど、特別に思わず、自分ができることを頑張ろうと思って臨んだ。でも、最初は緊張してしまった。明日も試合が残っているので、気持ちを緩めず全員で戦いたい。

江畑幸子(日立)

「誰が出ても強い日本が理想」

 世界選手権は重要な大会なので、出場が決まってホッとした。誰が出ても強い日本というのが理想なので、今日はコートの外から見ていても心強かったし、みんなが活躍しているのはチームとして良いことだと思う。明日対戦するタイは今までの3チームと比べると、コンビバレーがしっかりしていて強いチーム。出場権は獲得したけれど、来年の世界選手権に向けて、明日も勝って全勝でいい雰囲気を作りたい。

近江あかり(NEC)

所属チームでも経験がないライトでの出場だった近江 【坂本清】

「ライトは不安もあった」

 明日の試合も、どの選手が出てもやることは変わらない。ライトは所属チームでも経験のないポジションだったので不安もあったが、チャンスがある以上は、経験したことのないポジションができることもプラスに考え、チャンスを生かしたいと思ってプレーした。明日のラスト一戦も頑張りたい。
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