ザック「守備陣を心から信頼している」=グアテマラ、ガーナ戦メンバー発表会見

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グアテマラ戦、ガーナ戦のメンバー発表会見に臨んだザッケローニ監督 【スポーツナビ】

 日本サッカー協会は29日、都内のJFAハウスで会見を開き、9月に行われる国際親善試合のグアテマラ代表戦とガーナ代表戦に臨む、サッカー日本代表のメンバー23名を発表した。

 この2連戦は国際Aマッチデーに指定されているため、欧州組からは本田圭佑ら11名が選出され、酒井宏樹がコンフェデレーションズカップ以来の復帰を果たした。また、国内組からはウルグアイ戦でも招集された柿谷曜一朗、工藤壮人らが継続して選出され、東アジアカップで活躍した大迫勇也と齋藤学がメンバー入りを果たした。

 日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督は、ここ7試合で19失点を喫している守備陣に対して「本当に心の底から信頼をしているし、『世界中の選手を取っていいよ』と言われても、そんなに大きくは代えたくないと思っている」と語るなど、変わらぬ信頼を寄せた。

新戦力には期待している

登壇者:
アルベルト・ザッケローニ(日本代表監督)
原博実(日本サッカー協会技術委員長)

原委員長 今回のキリンチャレンジカップは2試合あります。今のところ日本国内での試合はこの2試合だけが決まっています。11月はできれば海外の試合を準備したいと思っていますので、国内の2試合を実りあるものにして、来年につなげていきたいと思っています。

ザッケローニ監督 まずこの2試合は、われわれ日本代表にとって成長のための大切な舞台だととらえている。ワールドカップ(W杯)予選では、結果を求められる中で、同時にチームの成長を促してきた。W杯予選ではそれを両立させながら、結果を優先させる戦いが続いたが、今はそういう戦いは終わった。フレンドリーマッチでは成長に重きを置いてやっていきたいと思っている。これからはチョイスという要素が入ってくると思っている。チームを大きくいじることはないと思うが、当然ながら新戦力には期待している。この2試合に関しては非常に有意義なものだと思っているし、これを通じてチームとしてより成長を促していきたと思っている。チームとしてこれまで以上にまとまっていければいいなと思う。この2試合を通じてチーム全体、選手全員のコンディションを見極めていきたい。

<メンバー発表>

GK:
川島永嗣(スタンダール・リエージュ/ベルギー)
西川周作(サンフレッチェ広島)
権田修一(FC東京)

DF:
今野泰幸(ガンバ大阪)
伊野波雅彦(ジュビロ磐田)
長友佑都(インテル/イタリア)
森重真人 (FC東京)
内田篤人(シャルケ04/ドイツ)
吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
酒井宏樹(ハノーファー96/ドイツ)
酒井高徳(シュツットガルト/ドイツ)

MF:
遠藤保仁(ガンバ大阪)
長谷部誠(ボルフスブルク/ドイツ)
青山敏弘(サンフレッチェ広島)
本田圭佑(CSKAモスクワ/ロシア)
清武弘嗣(ニュルンベルク/ドイツ)
山口螢(セレッソ大阪)

FW:
岡崎慎司(マインツ05/ドイツ)
香川真司(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)
柿谷曜一朗(セレッソ大阪)
齋藤学(横浜F・マリノス)
工藤壮人(柏レイソル)
大迫勇也(鹿島アントラーズ)

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