豊作の若トラ 12年ドラフト組のいま=阪神・鳴尾浜通信 2013年8月版
目指せ甲子園!! 今年のルーキーたちは?
豊作といわれる阪神の2012年ドラフト組の“いま”をお届け! 【写真は共同】
さらに、このところは2年目右腕・松田遼馬も1軍の勝負所で登板を重ねており、投手陣から楽しみな若トラたちが活躍をし始めている。注目度もファンの熱い声援も人一倍のタイガースで奮闘する若トラたち。聖地・甲子園で大歓声を浴びる日を目指し、第二の本拠地・鳴尾浜で必死に汗を流す彼らのいまの姿をお伝えしよう。まずは今年のルーキーたちからだ。
ドラフト2位・北條史也(内野手)繋ぎの2番に挑戦!
「順調に来ているかと言われると、成績を残せてないですけど、怪我なく試合に出れていることは良いことだと思います」
まだ19歳。自分の可能性を信じ、じっくりと経験を積んでほしい。
ドラフト3位・田面巧二郎(投手)徐々に出てきた成果
「この2カ月はピッチングやネットスローでも、とにかくコントロールを意識して、コツコツやって来ました。カウントを取りやすいのはスライダー。あとはスライダーの腕の振りでストレートが投げられるように、とかですね。あとは実戦で投げることが一番成長できると思います」
ドラフト時には“球児2世”との呼び声もあった田面。いま現在、その称号は2年目・松田に奪われている感はあるが、ここから実戦を積みながら巻き返してくれることだろう。