坂口憲二が飛んだ!新田恵利がビンタ!=DDT両国大会初日はお祭り騒ぎ

高木裕美

飯伏がディーノの男色殺法に悶絶

メーンは飯伏がディーノの男色殺法に苦しみながらも勝利をつかんだ 【t.SAKUMA】

 メーンイベントでは男色ディーノvs.飯伏幸太が一騎打ち。もはやプロレス界の宝となったゴールデンスターが、ディーノの男色殺法に悶絶した。

 開始早々、ディーノに挨拶代わりのリップロックを食らった飯伏だが、その後も悪夢は続き、男色ナイトメア、コックボトム、ファイト一発、男色ドライバー、ムーンサルトプレス4連発、ゲイ道クラッチなどに青色吐息。それでも、自分からも股間タッチやリップロックをやり返すと、強烈なローリングエルボーからの必殺のフェニックススプラッシュで完勝した。

 試合後、ノーサイドとなって抱き合った 2人は「楽しかった」と満足げな笑みを浮かべ、観客と共に拳を突き上げて一体化。翌日にはダブルメーンイベントとして新日本プロレスの“レインメーカー”オカダ・カズチカとの初シングル戦を控える飯伏だが、「明日は明日で」と、大歓声に包まれた今大会の余韻に浸った。

入江が筋肉少女帯からのエールに必勝宣言

KO−D無差別級王者・入江の入場曲である“タチムカウ”を生で歌った筋肉少女帯・大槻ケンヂ 【t.SAKUMA】

 翌日のダブルメーンイベントでKO−D無差別級王座を賭けて戦う王者・入江茂弘は挑戦者のHARASHIMAと6人タッグで激突。大槻ケンヂ氏が筋肉少女帯のメンバーを従え、入場テーマ曲「タチムカウ」を歌唱する中、嬉しさのあまり涙を流しながらリングインした。

「最高のエールをもらった」という入江は、チームドリフの仲間とともに、気迫みなぎるファイトで相手チームを圧倒。HARASHIMAに豪快なラリアットを打ち込むと、KUDOを垂直落下式バックフリップで仕留めた。
正式にテーマ曲を公認した大槻氏から「どんどん強いチャンピオンになっていく」と心強い言葉を得た入江は、「必ず防衛しないと」と、明日のタイトルマッチに全身全霊で“タチムカウ”ことを誓った。
■DDT万博 〜プロレスの進歩と調和〜
8月17日(土)東京・両国国技館

<メーンイベント>
○飯伏幸太
(20分59秒 フェニックススプラッシュ→片エビ固め)
●男色ディーノ

<スペシャル6人タッグマッチ>
○入江茂弘、石井慧介、高尾蒼馬
(14分22秒 垂直落下式バックフリップ→片エビ固め)
HARASHIMA、●KUDO、ヤス・ウラノ

<モンスターアーミーvs.坂口家>
○坂口征夫、マサ高梨、彰人、平田一喜with坂口憲二
(12分38秒 裸絞め→KO)
●アントーニオ本多、佐々木大輔、火野裕士、星誕期with渡辺哲

<アイドルランバージャック4WAY>
○大石真翔(しず風&絆〜KIZUNA〜推し)
○宮本裕向(LinQ/深瀬智聖、高木悠未、伊藤麻希、山木彩乃、杉本ゆさ推し)
○木高イサミ<アップアップガールズ(仮)推し>VS
●高木三四郎<新田恵利推し>
(7分35秒 大石のミラクルエクスタシー、宮本の半ひねりムーンサルト、イサミのダイビング・ダブルニードロップ三連撃→体固め)

<DRESSCAMP PRESENT’S>
○ケニー・オメガ
(16分1秒 クロイツ・ラス→片エビ固め)
●竹下幸之介
特別リングアナ:LiLiCo
※ゲストモデル:赤井沙希、後藤あゆみ

<ウルトラセブンコラボマッチ>
高山善廣、○MIKAMI
(4分55秒 450°スプラッシュ→片エビ固め)
松永智充、●中澤マイケル

<プロレス流対バン BiS vs DPG>
○プー・ルイ(BiS)with葛西純
(5分28秒 股間へのダイビングヘッドバット→プー・ルイスペシャル・カウパー・バキューム)
●福田洋(DPG)

<「オールナイトニッポンGOLD」パーソナリティ権争奪バトルロイヤル>
○高木三四郎
(11分19秒 スピリコドライバー→片エビ固め)
●ゴージャス松野
<参戦選手>高木三四郎、ノリ・ダ・ファンキーシビレサス、佐藤光留、大鷲透、ゴージャス松野、DJニラ、さくらえみ、GAMI、ハチミツ二郎、ワンチューロ

<第2ダークマッチ>
三富政行、○吉野達彦
(7分19秒 逆エビ固め)
伊橋剛太、●SAGAT

<第1ダークマッチ 東京女子プロレス提供試合>
木場千景、○KANNA
(7分19秒 逆エビ固め)
山下実優、●中島翔子
リングアナウンサー:桃知みなみ

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著者プロフィール

静岡県沼津市出身。埼玉大学教養学部卒業後、新聞社に勤務し、プロレス&格闘技を担当。退社後、フリーライターとなる。スポーツナビではメジャーからインディー、デスマッチからお笑いまで幅広くプロレス団体を取材し、 年間で約100大会を観戦している 。最も深く影響を受けたのは、 1990年代の全日本プロレスの四天王プロレス。

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