ニタvs.曙の化身は人間爆弾デスマッチ!=大仁田は全日・白石社長に無茶要求

ファーストオンステージ

人間爆弾は爆発をすると今までで一番危険なもの

全日・白石社長に怒りが収まらない大仁田は人間爆弾としてリングに上がるように無茶要求をした 【写真提供:ファーストオンステージ】

 8月31日、神奈川・横浜文化体育館での「横浜大花火」で行われる“邪道”大仁田厚の化身グレート・ニタと元横綱・曙の第2の化身キラウエアによる電流爆破デスマッチの対戦形式が前代未聞の「ノーロープ有刺鉄線メガトン電流爆破&史上初! 人間爆弾デスマッチ」に決まった。
 大仁田と曙が電流爆破で対戦したのは過去2回。昨年8月の「横浜大花火」では「ノーロープ有刺鉄線バリケードマットダブルヘル・メガトン電流爆破デスマッチ」として史上最大の爆破を決行し、ことし2月の「なにわ大花火」では「ノーロープ有刺鉄線電流爆破なにわ地獄デスマッチ〜有刺鉄線電流爆破バット&有刺鉄線電流爆破椅子」として史上初の移動する凶器を使用した。そして第3弾となる人間爆弾について、沖田哲也リングアナウンサーは「爆破の最高傑作として意思を持つ凶器という形で、人間に爆弾が設置されている。この人間が、前回の有刺鉄線バットのように強い衝撃を与えると爆発するということで、人間爆弾が自らニタなのかキラウエアなのかどちらで爆発するかわからないけど、爆発をすると今までで一番危険なものになっている」と説明した。

大仁田は白石社長を人間爆弾として強行指名

 ここで、グレート・ニタの代理人である大仁田は8月25日の全日本プロレス大田区体育館でエキシビジョンマッチを行う白石伸生社長を人間爆弾として指名した。
 以前、大仁田批判を展開した白石社長は今回エキシビションマッチを行うにあたって「私の過去のコメントで長州力選手や大仁田選手はじめ傷つけてしまった方がいますので、私が身を持ってリングに上がることで贖罪(しょくざい)する決心に至りました」と謝罪コメントを発表した。しかし、「何がエキシビションだ、ふざけるな! そんなことでオマエの贖罪になると思うのか! 俺はアイツに触れるつもりは今まで全くなかった。知ってるよ、電流爆破がオモチャだとか線香花火だとか言ってるの。それを黙って辛抱したらいつの日か分かってもらえると思って…子供の遊びじゃねぇんだ。何がエキシビションだ、いいかげんにしろよ」と大仁田の怒りは収まらなかった。
 全日本プロレス出身者としての誇りもあり、ことしの分裂騒動について、「亡くなったジャンボ鶴田さんやジャイアント馬場さんが作った全日本プロレスだ! プロレスに泥を塗っただけじゃなく亡きジャンボ鶴田さんやジャイアント馬場さんに対して泥を塗ったんだ!」と吠えまくると、「分裂に追い込んだのもオマエの責任だ」と一刀両断。
 そして、「俺に『ごめんなさい』って言ってるんだろ? じゃあ、人間爆弾は決まったようなもんじゃ。オイ、人間爆弾、白石オーナーに決定だろうが。交渉しろ。断る道理はねぇ! 白石オーナー、正々堂々と、8月31日横浜、人間爆弾としてリングに上がれ!命を懸けて来い。電流爆破が線香花火とか言ってたなぁ。線香花火かどうか自分で体感しろ。エキシビションやるんだろ? 試合やるんだろ? 白石オーナーよ、断る理由なんかオマエにまったくない! 白石オーナー、人間爆弾、決定じゃ!! どんなことをしても白石を引っ張ってこい! 今日中に正式に書面を作って送れ。速達だぞ!」と人間爆弾としてリングに上げることを勝手に決めてしまった。

 衝撃的な人間爆弾デスマッチ、ハワイの火山名であるとともに“どこでも場所を問わない殺し屋”(KILLER ANYWHERE)の意味も持つキラウエアという曙の第2の化身の存在、そして白石社長の人間爆弾強行指名……。混沌としてきた「横浜大花火」から目が離せない。
■「横浜大花火」
8月31日(土)神奈川・横浜文化体育館 試合開始18:00

<メーンイベント 世界ヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
[王者]ジェームス・ライディーン
[挑戦者]大谷晋二郎

<ノーロープ有刺鉄線メガトン電流爆破&史上初!人間爆弾デスマッチ 時間無制限分1本勝負>
グレート・ニタ
キラウエア

<タッグマッチ 30分1本勝負>
田中将斗、佐藤耕平
崔領二、KENSO

※ほか3、4試合を予定
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