鷹木が7.21神戸で王者CIMA挑戦へ=挑戦権争奪バトルロイヤル

株式会社ドラゴンゲート

決勝を争ったのは因縁の鷹木とYAMATO

バトルロイヤルを制し王者CIMAへの挑戦が決まった鷹木 【(c)株式会社ドラゴンゲート】

 6月16日の福岡・博多スターレーン大会にて、リコシェの挑戦を退けオープン・ザ・ドリームゲート王座V15を達成した王者CIMAへの挑戦権を巡り、6.23大阪・和泉大会で開催された次期挑戦者決定戦。
『CIMAロワイヤル 〜To 神戸ワールド〜』と銘打って行われたバトルロイヤル戦は、『当日名乗りを挙げた者は誰でも参加資格がある』とCIMAが明言したことから、エントリー選手に注目が集まった。

 1枚限りの切符を懸けた闘いにエントリーしたのは、堀口元気H.A.Gee.Mee!!、斎了“ジミー”了、ジミー・神田、ジミー・ススム、リッチ・スワン、鷹木信悟、ドラゴン・キッド、Gamma、ドン・フジイ、YAMATO、ウーハー・ネイションの計11選手。
 ルールは、過去に行われた特異なルールの『CIMAロワイヤル』とは異なり、シンプルなバトルロイヤル形式。(フォール、ギブアップのほか、オーバー・ザ・トップロープルールを採用)

 ゴング直後こそ、それぞれの出方を伺っていた各選手。しかし、鷹木がYAMATOに突っかかったのを皮切りに全員がもつれあう。15分が経過すると、リング上に残るは2人。決勝を争ったのは、因縁の鷹木信悟とYAMATO。勝者はドラゴンゲート年間最大のビッグマッチである7.21神戸ワールド記念ホールのメーンイベントの舞台で、王者CIMAへ挑戦する権利を得る。

 しかし、YAMATOはすでに同大会で望月成晃との一騎打ちが決定しながら、「望月戦はウォーミングアップ。望月も潰して、ついでにCIMAも潰す」とうそぶいてエントリーした。
 この言葉に怒りを露わにしたのは鷹木だけではなかった。
 YAMATOのセコンドに就くMAD BLANKEYメンバーの再三の介入を阻止したのは、なんと望月。その望月のYAMATO憎しの行動が偶然にも鷹木のアシストに作用し、結果、鷹木に勝利をもたらす結果となった。

「ドラゲー=CIMA」じゃつまらない

 見事、ドリームゲート王座の挑戦権を手に入れた鷹木は、YAMATO成敗のため、一時的に望月との合体を承諾すると、王者のCIMAに対し「ドリームゲート王座への挑戦は、もう二度と来ないと思っていた。15回も防衛を重ねたアンタの前に再び立つことを奇跡だと思っている。仲間だったYAMATOには見放されたが、天はまだ俺の味方をしてくれた。これが最後のチャンス。ファンの皆さんにとっても、いつまでもドラゴンゲート=CIMAじゃあつまらない。俺自身の“CIMAからベルトを奪う”という夢のために、何が何でもそのベルトはいただく」とアピールすると、CIMAは「ドラゴンゲート=CIMAじゃ困るやと? あらためて言う。ドラゴンゲート=CIMAなんや。お前じゃないんや。俺は本番までの1カ月弱のすべてを神戸ワールド記念ホールのメーンイベントにつなげるために覚悟決めていくからよ、お前もホンマに時代を取る気あるんやったら、覚悟してこいや!」と切って返した。

 また、この日ドリームゲート戦のほかにも、以下のとおり7.21神戸ワールド記念ホール大会の追加カードが決定した。

■DRAGON GATE「KOBE プロレスフェスティバル 2013」
7月21日(日)兵庫・神戸ワールド記念ホール

<オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合>
[王者]CIMA
[挑戦者]鷹木信悟

<オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合>
[王者]B×Bハルク、戸澤 陽
[挑戦者]土井成樹、リコシェ

<オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合>
[王者]吉野正人
[挑戦者]6.28豊中大会 K-ness. vs. Mr.キューキュー“谷嵜なおき”豊中ドルフィンの勝者

<暴走十番勝負〜サブミッション編〜>
“ハリウッド”ストーカー市川
藤原喜明

【既報対戦カード】

<シングルマッチ>
YAMATO
望月成晃

■DRAGON GATE「THE GATE OF MAXIMUM」
6月23日(日)大阪・和泉シティプラザ 観衆:1500人(超満員札止め)

<第6試合 オープン・ザ・ドリームゲート王座 次期挑戦者決定バトルロイヤル〜CIMA ロワイヤルto神戸ワールド〜時間無制限>※11選手参加

[退場純]
リッチ・スワン→ジミー・ススム→ドラゴン・キッド→ドン・フジイ→斎藤“ジミー”了→ジミー・神田→堀口元気H.A.Gee.Mee!!→Gamma→ウーハー・ネイション

[決勝]
○鷹木信悟
(17分02秒 MADE IN JAPAN→エビ固め)
●YAMATO
※鷹木が挑戦権を獲得し、7月21日神戸ワールド記念ホール大会にて、王者CIMA挑戦

<第5試合 45分1本勝負>
B×Bハルク、戸澤 陽、●Kzy
(16分32秒 スカイツイスタープレス→片エビ固め)
CIMA、ドラゴン・キッド、○Gamma

<第4試合 30分1本勝負>
○YAMATO、ウーハー・ネイション
(7分31秒 腕固め→TKO)
鷹木信悟、●リョーツ清水

<第3試合 30分1本勝負>
△吉野正人
(8分39秒  ノーコンテスト→MAD BLANKEYが乱入し、収拾つかず)
△ジミー・ススム

<第2試合 20分1本勝負>
望月成晃、○ドン・フジイ
(12分18秒 HIMEI)
●守屋博昭(ジャパンプロレス2000)、内田祥一(フリー)

<第1試合 20分1本勝負>
土井成樹、○リコシェ、リッチ・スワン
(15分54秒 Die Fly→片エビ固め)
●堀口元気H.A.Gee.Mee!!、ジミー・神田、斎藤“ジミー”了

<第0試合 10分1本勝負>※大会開始前
●シーサーBOY
(5分35秒 インプラント→エビ固め)
○Mr.キューキュー“谷嵜なおき”豊中ドルフィン
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