ニタが10年ぶり復活! ボノとの対戦を直訴=6.21大仁田興行リポート
リング上では毒霧、有刺鉄線バットと大暴れ
曙にボノとの対戦要求をするニタ 【t.SAKUMA】
大仁田の化身グレート・ニタが約10年ぶりに復活し、ジ・ウインガーと一騎打ち。試合後は曙に対し、曙の化身グレート・ボノとの対戦を訴えた。
ニタは2003年5月のWJプロレス大阪大会で馳浩と対戦して以来、消息を絶っていたが、“愛の宣教師”矢口の愛の祈りの力によって復活。東京・お台場の海にヘドロにまみれた姿で現れ、新宿大会への参戦を了承した。
試合前には、3000円以上の大仁田グッズを購入したファンと2ショット撮影会を行うなど、極めてフレンドリーだったニタだが、いざリングに上がると急変。ゴングを待たずに鎌でウィンガーを切り付け、マスクを引きちぎり、何のためらいもなく素顔をさらけ出すと、顔面に毒霧を噴射。さらに有刺鉄線バットで殴打し、イスで頭をブチ抜き、サンダーファイヤーパワーボムでフィニッシュを決めた。
試合後はウォーミングアップをしていた曙に近寄ると、「ヴァー、ヴァー」と咆哮を上げるなど興奮を抑え切れず。通訳の矢口を通じて「ボノ、逃げるな。久々に日本に上陸して、ニタはボノと戦うのを楽しみにしてるぞ」といまだ魔界にいるボノへメッセージを送った。
大仁田が7.7有明大会で田上レフェリーを要求
メーンでは大仁田と20周年を迎えた矢口(左)と田中(右)がタッグを組んで、曙、浜、菅原組とデスマッチで対戦 【t.SAKUMA】
「ファイヤー」ならぬ「愛だー」の合唱で、矢口とともに大会を締めた大仁田は、邪道軍として「NO MERCY」と6人タッグで対戦する7.7ノア東京・有明コロシアム大会に向け、「邪道軍は田上明社長を特別レフェリーに任命する」と一方的に要求。12月に引退する「ダイナミックT」に、最後に邪道の洗礼を浴びせることを通告した。
矢口20周年を豪華ゲストが祝福
10年ぶり復活したニタが毒霧、有刺鉄線バットを持って大暴れした 【t.SAKUMA】
6月21日(金)東京・新宿FACE 開始19:00
<スクランブルバンクハウストルネード6人タッグデスマッチ〜矢口壹琅デビュー20周年記念試合 時間無制限1本>
大仁田厚、田中将斗、○矢口壹琅
(11分5秒 合体サンダーファイヤーパワーボム→エビ固め)
曙、浜亮太、×菅原拓也
<邪道軍vs.ZERO1 6人タッグマッチ 45分1本>
大谷晋二郎、佐藤耕平、○横山佳和
(13分14秒 エアプレーンデスバレーボム→体固め)
保坂秀樹、松崎和彦、×藤井健一
<ミクスド6人タッグマッチ 30分1本>
ダンプ松本、レザー・フェイス、○戸井克成
(11分5秒)
見た目が邦彦、ばってん多摩川、×雷電
<スペシャルシングルマッチ 30分1本>
○グレート・ニタ
(6分37秒 サンダーファイヤーパワーボム→エビ固め)
×ジ・ウインガー
<世界プロレス協会プレゼンツ 女子タッグマッチ 20分1本>
ラ・マルクリアーダ、○ミクロ
(14分19秒 横入り式エビ固め)
×アレックス・リー、バンビ
<タッグマッチ 20分1本>
○がばいじいちゃん、エキサイティング吉田
(10分8秒 前方回転エビ固め)
×佐野直、矢野啓太
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