長友佑都「W杯優勝なんて笑われる」=コンフェデ杯、ブラジル戦後コメント

スポーツナビ

遠藤保仁(ガンバ大阪)

「あきらめる選手は誰もいなかった」

 前半は我慢しながらやって、失点せずに行こうと思っていたんで、立ち上がりに失点してしまったのは非常に残念でした。我慢強くやるところはしっかりやりながら、どこかで点を取りにいかなきゃいけないので、ある程度リスクを負いながらというのは考えていました。前後半の早い時間帯に取られたんで、あの2点はかなり大きかったかなと思います。あきらめる選手は誰もいなかったと思いますけど、こういうアウエーでやる試合では、極力失点は減らしていかないといけないと思いました。

(次に向けて?)終わったものは取り返せないですし、今日出た課題もあると思うので修正しながら、気持ちの切り替えはやっていかないといけない。次もいい相手(イタリア)ですし、もう1回自信を持って、今日よりもいいゲームしないと勝ち点3は取れないと思うんで、またみんなで試合まで気持ちを持っていきたいと思います。

岡崎慎司(シュツットガルト/ドイツ)

「大事な場面でミスが目立った」

 前線で裏を取ることを狙っていました。相手の守備陣を引かせて、そのぶん真司とか圭佑が空くと思ったので、もらったときに裏を常に狙っていました。クロスも何回か触れそうなのがあったし、チャンスもあったので、個人的にはあれを決めていれば、という感じでした。やっぱり、どこかで個人で(マークを)はがせる場面がないと、こういう展開になってしまう。

(ミスが多かったのでは?)チームとしてもそうだし、グラウンドも相当荒れてたので、お互い大事な場面でミスが目立ったんですけど、日本はそれが多かった印象があります。ミスはしょうがないけど、そのあとのリアクションとか、仕掛けていくことも少なかった。そういうことを意識しなければいけないと言ってきて、それが足りないことを露呈してしまった。点を取ることもそうだし、要所で点を取られて負けてしまいました。

(ブラジルは)1人ひとりがやるべきことをやっている感じ。仕掛けてくるときにサイドバックがネイマールと何回もチャレンジしたり、ワンツーすると見せかけて、もう一回戻したり。そこで時間を作られてしまいました。

清武弘嗣(ニュルンベルク/ドイツ)

「チャンスあると思ったが、交替になった」

 守備のすきをうまく突けなかったですね。後半からまたスペースが空いてくると思ったので、チャンスがあるかなと思っていましたけど、交替になってしまったので。守備の時間を減らすのが一番だと思いますけど、守備がきつかったです。

吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)

「相手のプレスや帰陣がすごく速かった」

 1点目は素晴らしいシュートだったけど、2点目は絶対に取られてはいけなかった。0−1でハーフタイムに入って、守備は我慢していればチャンスはあると思っていたので、なんとか先に点を取りたかったです。あの2点目はすごく痛かったし、3点目は不必要でした。

 狙いは悪くなかったと思います。立ち上がりから前にいこうと話していたけど、奪いにいっても、ボランチとサイドバックを使ってうまくいなされてしまうので、ブロックを作りました。悪くはなかったと思うし、そこからの失点はなかった。ただ、ボールを奪った後に続かなかったし、相手のプレスや帰陣がすごく速かったです。

(フレッジとのマッチアップだったが)1タッチではたいて中に入ってくるので、中での勝負だと思っていました。実際、かなり狙っていたし、セカンドボールも狙われていました。気をつけていたし、それ自体は想定内だったけど、2列目からの仕掛けやコンビネーションへの対応はすごく苦しみました。

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