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スコラーリ監督「日本の混乱を狙った」
コンフェデ杯試合後、ブラジル監督会見
開幕戦での勝利に満足感を示したスコラーリ監督。ポジション変更は日本の混乱を狙ったと説明した
開幕戦での勝利に満足感を示したスコラーリ監督。ポジション変更は日本の混乱を狙ったと説明した【Getty Images】

 サッカー日本代表は現地時間15日(日本時間16日)、ブラジルのブラジリアでコンフェデレーションズカップ開幕戦となるブラジル代表戦に臨み、0−3で敗れた。ブラジルに対して日本がどれだけのプレーができるのか注目の一戦だったが、サッカー王国の前に力なく敗れた。


 開幕戦で日本に快勝したブラジルのルイス・フェリペ・スコラ―リ監督は、試合後の会見で「結果については最も喜ぶべきこと。決勝進出の可能性を残せてうれしい」と初戦できちんと勝利できたことに対して安堵(あんど)した。また、試合開始時にフッキとオスカルのポジションを入れ替えたことについては、「日本を混乱させるためだ。よりいい並びを探っていた」といつもとは違うポジションの配置を試せたことに満足感を示した。

目標はファイナルに進み、勝つこと

――今日の試合を受けて、代表にさらにプラスすべきことは何か?


 この試合で最も喜ぶべきことは結果だ。これで決勝進出の可能性を残すことができた。もちろん問題をすべて解決したわけではないが、それらも解決すれば素晴らしいチームができると思う。


――ネイマールは開始早々に得点を決め、その後ピッチを離れたが


 非常に素晴らしいゲームをしたが、負傷したのでピッチを離れた。


――今日の観衆は代表に対してどういう反応をしていたか。またスタジアム外ではデモで逮捕者もいたそうだが


 観衆は試合開始3分のゴールで喜んでくれた。また、わたしは競技場内のゲームのこと、代表のことに集中しているので、場外のことは何も答えられない。


――フレッジとネイマールが別のインタビューで全く同じ受け答えをしていたが、偶然だと思うか?


 偶然だと思う。インタビューの内容を聞いていない。われわれが同じようなことを言っているのであれば、そういう環境にあるからかもしれない。


――パウリーニョのゴールだが、ピッチにいた選手、ベンチにいた選手も全員で輪になっていた。2002年(日韓ワールドカップ時の)のスコラーリファミリーを思い出したが


 02年の話はもう済んだことだし、スコラーリファミリーなんてない。われわれは非常に仲の良いチームと言えるが、15日前よりさらに良い環境を作ろうとしている。つまり、ファイナルに行って勝つということを目標にしている。そのためにはメキシコ戦は慎重にならないといけない。決勝に進むためには、そこが大きなハードルだからだ。


――メキシコ戦について


 彼らはこの10年間、われわれを苦しめている。(会場の)フォルタレザの観衆はわれわれをサポートしてくれるだろう。何万人もの観客が国歌を歌って一体になれば、対戦相手へのプレッシャーになる。また、ブラジリアのキャンプは素晴らいものだった。ホテルも練習場も素晴らしかった。我々としては、ブラジリアでの歓待に心から感謝している。

ゴールによりグループ内の信頼感が構築される

――フランス戦から進化しているか?


 今日も進化している。戦術的に完ぺきではなかったかもしれないが、考える機会を与えられた。われわれがバランスを持ち続けるのであれば、同じ条件でも勝つ可能性は高いと思う。


――親善試合でイングランドに対して2ゴール、同じくフランスに3ゴール、そして、日本に3ゴール決めたが


 夢としてはほかのチームにも2〜3点入れたい。時にいいチャンスを逸することもあるが、ゴールによってよりグループ内での信頼感が構築される。


――中盤から前線へのパスがない時間帯があったが、その理由は?


 中盤2人がマークされていてパスを出しにくい状況だった。我々としては、少しリスクをとって、何が起こり得るのか見極めることできた。ウイングはオープンな場所にいたので、パスを通すことができた。


――試合が始まったときは、フッキが左、オスカルが右にいたが、途中15分から本来の形になった。なぜ最初は逆にしたのか?(後藤健生/フリーランス)


 相手選手を混乱させるためだ。そして最もいいポジションで、どうすれば良い結果が得られるのかを見極めるためだ。ネイマールとオスカルが、どういう並びのほうが良いかを探っていた。


――後半、ブラジルは左を集中的に攻撃しているように見えたが、意図したことか?(田村修一/フリーランス)


 そちらにチャンスがあるということで、そちら側から攻撃したのだと思う。ただ、片方のサイドだけに集中したわけでもなかった。


――2−0になってから中央を攻め続け、3点目は一番やりたいスルーパスからゴールとなった。ゴール内容としては大満足だったのでは?(湯浅健二/フリーランス)


 わざとそうしたものではない。得点できたのは、よりコンパクトな中盤で、対戦相手にチャンスを与えなかったからだ。2点目は後半すぐに入ったので、よりやりやすくなった。点差が少なくても、よりコンパクトにして相手がペナルティーエリアに入らないようにした。


――ジョーの得点の重要性について語ってほしい


 彼は40人の(招集リスト)の中にいて、攻撃的な選手であり、左利きだ。最初はスタメンではなかったが、彼はしっかりチャンスを生かして成果を出した。


――ルイス・グスタボについてはどうか?


 彼はイングランドとの試合で多くのチャンスを作り、フランス戦でも伸びた。今日の試合の中でもベストプレーヤーだと思うし、与えられたチャンスを生かしている。彼はドイツのスタイルを身につけて実践し、戦術をうまくこなしている。


<了>


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