本田「自立していかに個を高めるか」=日本代表、ブラジルW杯出場決定会見
W杯出場決定記者会見に臨んだ選手たち。本田(左端)のコメントで笑いが起きるなど、会見は和やかな雰囲気で行われた 【スポーツナビ】
会見の冒頭では、いつもの本田節で会場の笑いを誘った本田圭佑だが、話題がW杯やコンフェデレーションズカップ(コンフェデ杯)に及ぶと「日本のストロングポイントはチームワークだが、それぞれが自立した選手になって個を高められるかが重要」と自分だけでなく、周囲にもレベルアップを求めた。
また、本田と並ぶエースとしてW杯出場に貢献した香川真司は「主力としてW杯出場に貢献できてうれしい。でも、現状は個人としてもチームとしても物足りない」と危機感を示し、W杯での活躍のためにさらなる向上を誓った。
日本代表は今後、11日のアジア最終予選・イラク戦を経て、16日からブラジルで開催されるコンフェデ杯に臨む。日本は16日の開幕戦でブラジル、20日にイタリア、23日にメキシコと対戦する。
ザック監督「選手たちに感謝の意を述べたい」
会見に臨んだザッケローニ監督は、選手、スタッフ、そしてスタジアムで後押ししてくれたサポーターに感謝の言葉を送った 【スポーツナビ】
それに、ここにいるメンバーだけではなく、これまで戦ってくれた選手にも感謝の意を述べたい。サッカーは選手が主人公。彼らがいなければ成り立たないもの。彼らなしでは私も含めてスタッフが頑張ってもいても成り立たない。その意味でも選手には感謝している。最後になるが、昨日のスタジアムのサポーターが作ってくれた雰囲気には感謝しているし、チームの後押しになった。もはや12人目ではなく、13人目、14人目の選手だと思っている。
先ほど会長からもあったが、スポンサーの方々にも感謝している。彼らの助力なしではここまで来ることもできなかったと思っている。あとはここにいるメディアの皆さんにも感謝を伝えたい。3年間私のことを我慢していただいてありがとうございます。