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藤浪vs.大谷 5.26黄金初対決はこうなる!
注目のプロ第1戦、データから大胆予想

昨年春の甲子園以来、プロでの初対決

藤浪(右)vs.大谷、注目のプロ初対決はどうなる!?
藤浪(右)vs.大谷、注目のプロ初対決はどうなる!?【写真は共同】

 2013年5月26日、甲子園球場――。「阪神・藤浪晋太郎」対「日本ハム・大谷翔平」。黄金ルーキー同士のプロ初対決が、ついに実現する。


 昨春の甲子園でのセンバツ大会以来の対決。2012年3月21日、開幕日の第3試合で顔を合わせた両者の対戦は、大阪桐蔭・藤浪が9回8安打2失点12奪三振で完投勝利。故障明けで7カ月半ぶりの公式戦登板となった花巻東・大谷は計11四死球と制球を乱して8回2/3を7安打9失点。“投手”としては藤浪の完勝に終わった。しかし“打者”としては、大谷が2回の第1打席で藤浪のカウント2−2からの低めのスライダーを捉えてライトスタンドへ放り込む先制のソロ本塁打。第2打席以降は、四球、三直、遊飛で3打数1安打だったが、強烈なインパクトを残した。ちなみに“打者”藤浪は、四球、三振、三振、投ゴロの3打数無安打だった。


 あれから約1年と2カ月。今回は“投手・藤浪”対“打者・大谷”の勝負。一体、どのような結果が待っているのだろうか。

藤浪、高めのストレート&低めの変化球で勝負!?

藤浪は高めの被打率が.205と、NPB平均被打率.260以上の成績(拡大してご覧ください)
藤浪は高めの被打率が.205と、NPB平均被打率.260以上の成績(拡大してご覧ください)【データ提供:データスタジアム株式会社】

 ここまで6試合に登板(先発5試合)して3勝1敗、防御率2.12の藤浪。高卒ルーキーらしからぬ堂々たるマウンドさばきで、QS率(6イニング以上を3自責点以内)100%を誇り、被打率.171と優れた成績を残している。


 球種別に見てみると、ストレートが全投球の66%を占める。身長1メートル97センチの長身から投げ下ろす藤浪のストレートは、150キロを超えるそのスピードだけでなく、荒々しくシュート気味に“動く”ことも特徴。ストレートでの被打率は.153と、ここまでプロの打者を抑え込んでいる。さらにコースの高低別で見ると、低めの被打率が低いのは当然であるが、同時に高めの被打率も.205(NPB平均被打率.260)と非常に優秀。これは高めで勝負できる球威を示しており、投球の幅という面においても威力のある高めのストレートが持つ意味合いは大きい。


 その一方で、全投球の23%を占めるカットボールが、藤浪のピッチングの鍵を握っている。スライダーにも似た軌道を描く決め球で、ここまでの計32奪三振のうち10奪三振を奪っており、被打率は.190とストレート同様に1割台。このカットボールが低めに決まれば、そう簡単には打たれない。ここまで被打率.171を誇る藤浪だが、対右打者は.139で対左打者は.222。右打者の内角に食い込むシュート気味のストレートよりも、内角低めに鋭く曲がるカットボールの方が、左打者の大谷には有効かも知れない。


 4月に3勝を挙げた藤浪は、5月11日に背中と腰の張りを訴えて1軍登録抹消。痛みは消えたが、調整登板となった同21日の四国アイランドリーグ選抜戦(鳴尾浜)では3回5安打3失点。若干の不安を残しながら、26日の決戦へと向かう。

ベースボール・タイムズ
ベースボール・タイムズ

プロ野球の”いま”を伝える野球専門誌。年4回『季刊ベースボール・タイムズ』を発行し、現在は『vol.41 2019冬号』が絶賛発売中。毎年2月に増刊号として発行される選手名鑑『プロ野球プレイヤーズファイル』も好評。今年もさらにスケールアップした内容で発行を予定している。

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