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「目標は中国を倒してメダルを取ること」
世界卓球2013パリ大会 日本代表会見

世界卓球のキーワードは「打倒中国」

世界卓球パリ大会に向けて意気込む日本代表。会見で打倒中国を誓った
世界卓球パリ大会に向けて意気込む日本代表。会見で打倒中国を誓った【スポーツナビ】

 日本卓球協会は23日、東京タワー大展望台で2013年世界卓球選手権(以下世界卓球)パリ大会(個人戦)の記者会見を開き、福原愛(ANA)や石川佳純(全農)、水谷隼(beacon.LAB)ら日本代表選手男女16名が出席し、意気込みを語った。


 昨年のロンドン五輪・女子団体で銀メダルに輝いた福原は「10年前に自分が初めて出場した世界卓球もパリ大会だった」と思い出深いパリの地での活躍を誓った。また「中国選手と対戦できるように一戦一戦大事に戦っていきたい」と抱負を述べた。


 福原とともにロンドン五輪で銀メダルを獲得した石川は「3種目に出るので、すべてでいい結果を出したい」と力強く宣言。メダル獲得に向けては「中国選手に少なくとも1回は勝たないとメダルは取れない。五輪が終わった後の初めての世界卓球なので、今までとは違うプレーをして、中国選手に挑戦できるように準備したい」とライバル国への警戒心を強めた。


 村上恭和女子日本代表監督は「何としてもメダルを獲得したい。合言葉は『Beat China』。中国を倒してメダルを取るということ。期待してほしい」と語るように、今大会の焦点はいかに中国との対戦で勝利できるかになりそうだ。

王国復権へ、愛称は「卓球NIPPON」に

卓球日本代表の愛称は「卓球NIPPON」に決定。“O”の字はラケットと日の出をイメージしている
卓球日本代表の愛称は「卓球NIPPON」に決定。“O”の字はラケットと日の出をイメージしている【スポーツナビ】

 会見では卓球日本代表の愛称が「卓球NIPPON」に決定したことも発表された。このネーミングは、かつていくつもの国際大会で優勝し、「卓球王国日本」の名をほしいままにしていた時代への復権の思いと、1979年の世界卓球平壌大会(小野誠治が男子シングルスで金メダル)以来のチャンピオン誕生への願いが込められているという。


 ロゴに関してはNIPPONの“O”の字が、卓球のラケットをモチーフにしているのと同時に、地平線から昇る「日の出」になぞられている。日本代表が世界の頂点で日の丸を掲げる姿をイメージしており、パリ大会での実現に期待がかかる。


 この愛称について平野早矢香(ミキハウス)は「とても分かりやすくて、シンプルなロゴだと思ったが、選手たちは、一番高いところに日の丸を掲げたいとの思いで頑張っている。それがロゴになっていて素晴らしいと思う」と早くも気に入った様子だった。

福原、新ユニホームは「通気性があって着心地いい」

新ユニホームを身にまとい、笑顔を見せる水谷(左)と福原。デザイン性と機能性を兼ね備えたユニホームだ
新ユニホームを身にまとい、笑顔を見せる水谷(左)と福原。デザイン性と機能性を兼ね備えたユニホームだ【スポーツナビ】

 また、愛称発表とともに新ユニホームのお披露目もこの日行われた。「誇りと挑戦」をテーマにし、「情熱」をあらわす「赤」と、「強さ」や「不屈の精神」を象徴する「黒」の2色を採用。縦に入ったストライプは、「スマッシュの軌道」を表現しているという。新ユニホームの感想を尋ねられた水谷は「前回はチェックでかわいいイメージだったが、今回はシャープでカッコ良さが出ている」と非常に気に入った様子だ。


 また、吸汗速乾を追求した素材に関して福原は「初めて着た時、前回に比べて柔らかいと感じたのと、襟から脇までメッシュの部分があって通気性がいい」と機能性の高さを実感していた。


 愛称が決まり、新ユニホームもお披露目した日本代表は今後、5月初旬まで国内合宿を行ない、5月9日にパリでの直前合宿のために日本を出発する。


<了>

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