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高橋大輔、ソチ五輪へ「時間がない」
フィギュア国別・日本代表選手コメント
来シーズンが現役最後のシーズンとなる高橋大輔
来シーズンが現役最後のシーズンとなる高橋大輔【坂本清】

 フィギュアスケートの世界国別対抗戦2013(11日〜13日)から一夜明けた14日、日本代表の高橋大輔(関大大学院)、鈴木明子(邦和スポーツランド)、無良崇人(中京大出)がそれぞれ会見を行い、今シーズンを振り返るとともに来シーズンへの抱負を語った。


 来年2月のソチ五輪を控える来シーズンでの引退を表明している高橋は、「本当に1年ないんだ、あっという間だったな」と今の心境を明かした。前日、同じくソチ五輪を最後に引退の意向を示した浅田真央(中京大)については「今は見守っていたい」と、ともに戦ったチームメートを思いやった。


 一方、この大会で自己ベストを更新する演技を見せた鈴木は「来シーズンもこの試合のようなスケートをしてレベルアップしていければ」と、今後を見据えた。さらに、初めての国別対抗戦出場となった無良は、苦労もあったが「頑張ってきて良かった」と充実のシーズンを振り返った。


 以下、高橋、鈴木、無良のコメント。

高橋、ソチ五輪を前に不安と楽しさ

高橋大輔

「(以前指導を受けていたニコライ・)モロゾフと(今季から)組み直しての反省点は、プログラムが変化しすぎてしまったかなと。そこらへんは『自分を持って』やらなければと思いました。良かったことは前回同様、練習のときのモチベーションや引っ張ってくれたりしたこと。練習環境も良いので、そこは良かったですね。特にモロゾフに何かを求めるとかは考えてなくて、何かプラスになれば良いなというくらいでいました。


 (シーズン途中でブレードを変更したが?)モチベーションは高く、前向きに(3月の)世界選手権に挑んだのですが、その気持ちとは裏腹に調子の方はついてこず、そこはブレードのせいなのかなと。それに早くから気付かなかったのは自分自身のミスなので、言い訳にしたくはないですが、途中で(自分を)疑ってしまった自分がいたことがミスだったと思います。


 今の思いは『時間がないな』『本当に1年ないんだ、あっという間だったな』ということ。周りの成長もあるし、自分がどんどん悪くなっていくんじゃないかという不安もあるので、早く(ソチ五輪が)来てくれないかなというところもあったりして。複雑ですね。今回も、(他の選手が)ボンボン跳んでる中で自分だけ跳べなくてすごくむなしくなったりとかもするし、『これで五輪に行けるんだろうか』と思ったりもします。特にソチ五輪を目指すと決めてからは、そういった不安は常にあります。でも、楽しみだったり希望がなければやってないので、楽しみと言えば楽しみです。


(浅田の引退については)彼女自身、悩んでいるんだろうなと。ずっと調子が悪い時期もありましたし、周りの成長もある。自分はやっていけるんだろうかという不安は常につきまとう。彼女自身が決めることなので分かりませんが、『そこまで』と思ってやらないと勝てないんじゃないかというくらい、精いっぱいになっているのではというところもあるので。『次の4年後』と言うと、ものすごく疲れるじゃないですか。だから『そこまで』って考えてやる方が思いっきりできるんじゃないかなと思います。今は見守っていたいと思います」

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