１５日のＺＥＲＯ１後楽園大会「Ｆａｒ　ａｎｄ　Ａｗａｙ」で、約３カ月半ぶりの復帰戦に臨む橋本大地が意気込みを語った。昨年１２月２４日の新潟大会で左前腕を骨折した大地は、出場予定だった１．４新日本プロレス・東京ドーム大会も欠場し、リハビリを続けていた。
　復帰戦の相手はＤＤＴの飯伏幸太。いきなりＩＷＧＰジュニア王者を戴冠した“天才”との対戦にも「すごいおもしろい選手と思いますが、ＺＥＲＯ１の選手として全力でつぶしにいきたいと思います。リング上で言った通り『負けるかバカヤロー』。ぜってぇ負けねえ。そういう気持ちです」と闘志。欠場中はいつもの２倍食べて、体重も１０キロ増の約９５キロと、ヘビー級並みのパワーを身につけた大地は「増量していままでの橋本大地とまったく別の一発一発が重い橋本大地を見せたいと思います」と意気込んだ。

大地「３月３１日奉納プロレス、リング上で４月１５日の後楽園での復帰を発表さていただいたわけですけど。そこで対戦する相手も飯伏幸太選手に決まり。飯伏さんとは直接的にはあまり関係はないですけど、他団体に行った時とか何度かお会いして。肌を触れ合わせたりは今までなかったです。ボクがプロレスラーでない目線で見たらすごい選手だと。空中戦もおもしろいし、蹴りもすごい。すごいおもしろい選手と思います。ただ、いち選手として見て、ボクの復帰戦の相手と決まって、正直な話ちょっとなんとも言えない自然に笑みがこぼれるような。リング上でコメントとしてああいうふうにもらったので。飯伏選手としては熱い闘い、そして命がけの闘い、ボクはそれにＺＥＲＯ１の選手として全力で応えて、全力でつぶしにいきたいと思います。リング上で言った通りです。「負けるかバカヤロー」。ぜってぇ負けねえ。そういう気持ちです」

──飯伏とはどんな試合になると思う？

大地「治療期間で試合はできてないですし、思うように練習もできなかった部分もあるんですけど。その分、体重が増量できたんで。４月１５日に対戦する飯伏選手はヘビーの人とも当たったりして。ボクもそれ以上ヘビーの選手と当たってきたので。そしてボク自身も増量してる。蹴り一発一発に体重を乗っけて、増量していままでの橋本大地とまったく別の一発一発が重い橋本大地を見せたいと思います」

──体重は増えた？

大地「だいぶ増えました。いまこの場で体重計乗ったほうがいいですか？」
（服のまま体重計にのると９４．９キロ。約１０キロ増量。欠場前は８２〜８３キロ）

──ケガの状態は？

大地「医者のほうからＯＫも出ていて。レントゲンは『大丈夫だろう』とボクは素人目で見て思うんですけど。直接的にまた同じようなものを食らわない限りは大丈夫かと」

──ギプスがとれたのは？

大地「完璧にとれたのは１〜２週前からです」

──医者からのゴーサインが出たのは？

大地「金曜ですね。ＣＴ検査までしていただいて」

──増量法は？

大地「食べる。いつもの２倍食べました」

■ＺＥＲＯ１「Ｆａｒ　ａｎｄ　Ａｗａｙ」
４月１５日（月）東京・後楽園ホール　開始１８：３０

【決定対戦カード】

＜シングルマッチ＞
橋本大地
飯伏幸太

＜タッグマッチ＞
佐藤耕平、ＫＡＭＩＫＡＺＥ
Ｊ・ライディーン、マイバッハ

＜タッグマッチ＞
植田使徒、小幡優作
崔　領二、ＫＥＮＳＯ

＜タッグマッチ＞
日高郁人、横山佳和
タマ・ウィリアムス、セバスチャン・コンクリート

【既報対戦カード】

＜タッグマッチ＞
大谷晋二郎、田中将斗
関本大介、岡林裕二
　
＜インターナショナルＪｒ＆ＮＷＡ　Ｊｒ　２冠選手権試合＞
[王者]菅原拓也
[挑戦者]スティーブン・ウォルター
　
＜シングルマッチ＞
夕陽
豊田真奈美