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ザック監督「本田と長友の不在は痛手」
カナダ戦、ヨルダン戦メンバー発表会見
カナダ戦とヨルダン戦に臨む日本代表メンバーを発表したザッケローニ監督
カナダ戦とヨルダン戦に臨む日本代表メンバーを発表したザッケローニ監督【スポーツナビ】

 日本サッカー協会は14日、3月22日の国際親善試合・カナダ代表戦と、3月26日に行われるワールドカップ(W杯)アジア最終予選のヨルダン代表戦に臨む日本代表メンバー23名を発表した。


 欧州組からは香川真司(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)、内田篤人(シャルケ04/ドイツ)、長谷部誠(ボルフスブルク/ドイツ)ら13人が選出された。その一方で、けがで戦列を離れている本田圭佑(CSKAモスクワ/ロシア)、長友佑都(インテル/イタリア)は招集が見送られた。


 日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督は、「準備期間が多く取れるので、良い準備をして試合に臨みたい。海外組、国内組双方のコンディションを見て、良い状態の選手を起用していきたい」と意気込みを語った。また招集外となった本田と長友について、原博実技術委員長は「(本田は)クラブと連絡を取り、まだプレーできる状況ではないということなので呼んでいない。しかし、状態は改善しつつある。(長友は)トレーニングもできるようになっていると聞いている。しかし、これだけ試合から離れている中で万全でない状態で代表戦に起用するのは難しい」と、理由を説明した


 日本代表は22日のカナダ戦をカタールのドーハで戦い、その後ヨルダン入り。26日のヨルダン戦に勝利すればW杯本大会の出場権獲得が決まる。

期待に応えるため覚悟を持って臨みたい

登壇者:

アルベルト・ザッケローニ(日本代表監督)

原博実(日本サッカー協会技術委員長)


原委員長 ヨーロッパでやっている選手、Jリーグでやっている選手、いろんなコンディションの選手がいますが、現場と監督が一緒になって一番良い準備をしてヨルダン戦に集中していきたいと思います。


ザッケローニ監督 今回のメンバー選出に関して大きなサプライズはない。実績もあり、ピッチの上で自分たちの役割を存分に発揮してくれるメンバーを選出した。W杯予選は3試合を残しているが、3試合と言わずにできるだけ早くにW杯出場を決めたい。それに、当然国民の皆さんの期待が大きいのは分かっているし、それ以上に私がこのチームにかける期待は大きいものだ。その大きな期待に応えるためにも最高のコンディションでヨルダン戦に臨みたい。


 ヨルダンに関しては、2012年9月に行われたホームでの試合でオーストラリアに勝利しているので、自信を持っているだろうし、良い状態にあるのではないか。それに、ヨルダンもほかの4チームと同様にW杯出場の可能性を大きく残しており、最高の状態で試合に臨んでくることが予想されるので、覚悟を持って臨みたい。


 招集したメンバー全員のことを信頼しているし、ヨルダン戦に向けては良いコンディションを作ることが大切だと思う。今回はいつもより準備期間が長く取れるので、ヨルダンがアグレッシブに来るのか引いて守るのかは分からないが、どちらにも対応できるように良い準備をしたい。


 個人的にはポジティブ思考だが、やはり彼らが作ってくれたチームの雰囲気を見ると、今回もやってくれるのではないかと期待している。


 大切な試合までの期間で、海外組はシーズン終盤、国内組はシーズンが開幕したばかりと状態に違いはあるので、双方のコンディションを良いところですり合わせていきたいと思う。当然、このようなことはこれからも起こってくる問題なので、日本代表が今後も抱えて解決していかなければならないだろう。


<メンバー発表>

GK:

川島永嗣(スタンダール・リエージュ/ベルギー)、西川周作(サンフレッチェ広島)、権田修一(FC東京)


DF:

駒野友一(ジュビロ磐田)、今野泰幸(ガンバ大阪)、栗原勇蔵(横浜F・マリノス)、伊野波雅彦(ジュビロ磐田)、内田篤人(シャルケ04/ドイツ)、吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)、酒井宏樹(ハノーファー96/ドイツ)、酒井高徳(シュツットガルト/ドイツ)


MF:

遠藤保仁(ガンバ大阪)、中村憲剛(川崎フロンターレ)、長谷部誠(ボルフスブルク/ドイツ)、細貝萌(レバークーゼン/ドイツ)、高橋秀人(FC東京)


FW:

前田遼一(ジュビロ磐田)、岡崎慎司(シュツットガルト/ドイツ)、ハーフナー・マイク(フィテッセ/オランダ)、乾貴士(フランクフルト/ドイツ)、香川真司(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)、清武弘嗣(ニュルンベルク/ドイツ)、大津祐樹(VVV/オランダ)

代表の活躍で勇気を与えられれば

――原委員長、先日のブリーフィングでは本田はプレーできるだろうと楽観的に語っていたが、(招集が見送られたのは)その後情報が変わったのか?


原委員長 伝え方が悪かったのかもしれませんが、楽観的に言ったつもりはありません。「良くはなっている」と聞いているが、最終的にプレーできるかどうかはクラブでのコンディションによりますから。ただ現状、クラブといろいろ連絡をとっているときに、ベンチに入ったり、試合をやれる状況ではないということで、今回は招集しないということになりました。まあ、楽観的というよりも改善傾向にあるという連絡は入っていますし、今でも改善しているというふうに聞いています。ただそれがW杯予選で100パーセントに近いコンディションまであと何日間で戻るかと考えたときに、やはりそれは無理だと。そのため、今回はクラブとも連絡をとって、招集をしないということになりました。


――11日で東日本大震災から2年がたった。代表の躍進は被災した人たちに勇気を与えていると思うが、何かメッセージがあれば


ザッケローニ監督 2年が経過し、長い時間にも感じられるが、当然被災者の方々は震災当日のことを今でも(昨日のことのように)思い出していると思う。当然、代表の選手たちも、このことに関しては気にかけていると思う。今でも試合の後にはメッセージ(の入ったバナー)を掲げながらグラウンドを一周したりしているが、代表(の選手たち)はあの日のことを忘れてはいない。当然、代表の活躍が人々に勇気を与えるものになってくれれば良いと思うし、被災者の方々に何かが伝わればいいなとも思っている

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