金原弘光の総合格闘技ラストマッチとなる「Ｕ−ＳＰＩＲＩＴＳ　ａｇａｉｎ」（９日／東京・後楽園ホール）の前日会見が８日に行われた。Ｕインターでプロデビューし、リングスでは“最後のエース”として活躍、ＰＲＩＤＥのリングでも奮闘した金原は「悔いがないように完全燃焼します」と近藤有己との一戦へ抱負を語った。

　かつて交わることのなかったリングス出身のハンス・ナイマンと戦うパンクラス出身の鈴木みのるは「まぁ適当に勝てんだろう。もうセミリタイアしたおっさんだからな」と不敵な笑み。また、ＤＥＥＰやＤＲＥＡＭなどでオープンフィンガーグローブで戦ってきた菊野克紀は「掌底を思い切り楽しみたい」と初めての掌底ルールに前向きだった。

■金原弘光
　明日悔いがないよう完全燃焼したいと思っています。また近藤選手はパンクラス代表として戦いにきてほしいし、自分はＵインター、リングス代表として頑張ります。

■近藤有己
　明日は金原さんをぶっ飛ばします。

■ハンス・ナイマン
　私は金原さんの引退のこの試合のために頑張って戦います。私がまだナイマン蹴りができるということをお見せしたいと思います。鈴木さんはパンクラスなので、私はリングスの代表としていい試合をしたいと思います。

■鈴木みのる
　明日、所沢で試合なので、間に合えば試合します（笑）。まぁ適当に勝てんだろう。もうセミリタイアしたおっさんだからな。ちょちょいと、ちょちょいとやっつけるよ。

■高橋義生
　今回はリングス対パンクラスということになっているので、絶対に負けられないなと思って、気合入れて頑張ります。

■菊野克紀
　掌底は初めてなんですけど、掌底を思い切り楽しみたいと思います。

■伊藤崇文
　勝負なので、どうなるか分からないですけど、ＵＷＦをしっかり戦いたいと思います。

■佐藤光留
　明日は現在進行形のＵの末裔として、歴史を変える勝利を取りたいと思います。

■高山善廣
　まだ歴史を変えないように頑張ります。

■松井大二郎
　一生懸命頑張ります。よろしくお願いします。

■ＫＥＩ山宮
　金原さんの総合ラストマッチというすごい大きな意味のある大会ということは分かっているんですけど、自分としてはお世話になったパンクラスの先輩方と同じリングに立てますので、いい役割ができるように頑張ります。