丸藤がZERO1・12周年記念大会に登場=日高とタッグを組んで、高岩&ハヤト組と激突

ファーストオンステージ

3月6日に後楽園ホールで行われるZERO1・12周年記念大会に参戦が決定したノア・丸藤 【t.SAKUMA・佐藤崇】

 ZERO1は、12周年記念大会となる3.6後楽園大会の最終カードを発表した。日高郁人のカードが空欄となっていたことや、大谷晋二郎が呼びかけた高岩竜一の名もなく、Jrの注目カードであることは予想されてはいたが、フタを開けると、「日高郁人&丸藤正道vs.高岩竜一&フジタjrハヤト」という豪華なタッグマッチが決定した! 
 昨年、まさかの開国から10月に佐藤耕平がGHCヘビー級王座に挑戦するまで、約1年かけてのZERO1とNOAHの対抗戦ではあったが、神戸(2012年5月)での大谷晋二郎&丸藤正道組に続き、日高&丸藤の越境タッグが12周年を記念して結成された。
 両者といえば、思い出されるのが、第2回ディファ・カツプでの日高&藤田ミノルvs.丸藤&KENTAで行われた決勝戦。至高のハイスピード&ハイテクニック試合を展開。日高はそのかいあってか、その年のプロレス大賞で、自身初となる最優秀タッグ大賞を受賞した。


 言わずと知れた、丸藤こそ、伝説のZERO−ONE旗揚げ戦(2001.3.2/橋本真也が2000年に設立した団体。同じ読み方で「ZERO−ONE」という表記で、「ZERO1」はその後継団体)の第1試合で今年20周年を迎える星川尚浩と、激戦を繰り広げ、「ZERO1の第一試合にハズレなし!」と、当時解説をしていた天才・武藤敬司を唸らせた。その丸藤と旗挙げ第2戦で、対決したのが高岩竜一だ。破壊王・橋本真也が新日本プロレスを辞め、ZERO−ONEを旗揚げした際、いの一番に手を挙げたのが高岩だった。大谷とのタッグで初代IWGPJrタッグ王座をはじめ、Jrタイトルを総なめ。ZERO‐ONEに来日する奇抜な外国人選手の門番として、ロウキーやスパンキー、サンジェイ・ダットなどと激闘を展開。日本人Jr最高峰試合を坂田亘らとも行った。

 その高岩政権後のZERO1Jrをけん引した日高の一番の好敵手は最後に登場のフジタJrハヤトだろう。Jrとは思えない無鉄砲ファイトは、見る側に爽快感さえ感じさせる。特筆すべきは、今回、ハヤトはNOAH初絡み! 日高とのタッグだけでなく、丸藤とハヤトの対決も、大変興味深くなっている。

 豪華絢爛のZERO1・12周年記念 後楽園大会は3月6日にゴングだ!!
■ZERO1「ZERO1_TWELVE」
3月6日(水)東京・後楽園ホール 開始18:30

【決定対戦カード】
<タッグマッチ>
日高郁人、丸藤正道
高岩竜一、フジタjrハヤト


【既報対戦カード】
<ZERO1・12周年記念『大』スペシャル6人タッグマッチ>
大谷晋二郎、田中将斗、大仁田厚
曙、関本大介、大森隆男

<タッグマッチ>
崔領二、KENSO
ジェームス・ライディーン、ゼウス

<タッグマッチ>
佐藤耕平、KAMIKAZE
植田使徒、小幡優作

<6人タッグマッチ>
菅原拓也、藤田峰雄、佐藤悠己
マイバッハβ、スティーブン・ウォルター、ジャック・アンソニー

<シングルマッチ>
横山佳和
那須晃太郎

<絵本プロレス>
ドラゴン・ジョージ、とびだせ!チンタマン
ゴキブリマスク、どくとるブレイン
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

新着記事

編集部ピックアップ

コラムランキング

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント