山本浩二監督、選考「こっちは悩むだけ」=WBC日本代表合宿コメント
ブルペンで48球の投げ込み調整を行なった摂津=宮崎 【写真は共同】
強化試合終了後に代表候補33人から最終登録メンバー28人に絞り込む方針だったが、20日の紅白戦後に先送りとなった。
紅白戦、白組で先発予定の攝津正(福岡ソフトバンク)はこの日のブルペンで48球を投げ込み調整。一方、紅組で先発予定の澤村拓一(巨人)は西武との強化試合中止を残念がりながら、「あさって(20日)は、しっかり投げられるようにしたい」と気合いを込めた。
以下は、練習後に報道陣の取材に答えた山本浩二監督、澤村、攝津のコメント。
山本監督「澤村は初日から良い感じで投げている」
この天気だから仕方ないです。天気には勝てないわけですから。調整ですよ。
――前日の大敗から1日明けて、選手たちの様子は?
投手も野手も、昨日からの反省があるだろうし、それぞれがその気持ちでやっていましたね。
――今日のブルペンでは澤村投手(拓一、巨人)が良い球を投げていました。
澤村は初日から良い感じで投げています。今日も同じように良かったです。
――20日の紅白戦は選手たちにとってサバイバルマッチとなります。
それは選手が一番分かっているでしょう。こっちは悩むだけですから。
――澤村投手の魅力について?
(逆に)どう思われますか? (質問者が「ストレート」と答えると)そうですね。キレもある。去年の自信が合宿で発揮されていますね。
――代表選考について。
今日のゲームが中止になったから、今日というわけにはいかないでしょう。
――選考の決め手はコンディションか?
コンディションもそうだし、戦略面。チームとして1試合を戦うのにね。
――前日の試合で井端選手(弘和、中日)の起用がなかったが?
意図はないですよ。「競っているトコでいくぞ」と言っていたら、それがなかっただけ(苦笑)。