蝶野が1.26全日本プロレス参戦、ついに諏訪魔と合体

全日本プロレス

「ベルト? 大田区を見て欲が出てくるかもしれない」

3日の公開契約で内田社長(左)にビンタを食らわしたシーンは記憶に新しい……さらなる黒い策略が渦巻いていくのか 【t.SAKUMA】

 それは諏訪魔以下、若い選手たちに対しても同様だ。「中堅で充実している選手はたくさんいる。浜亮太もそうだけど、こういう選手が本音を出してこなければ、皮を剥かなくていい武藤敬司や蝶野正洋が皮を剥き出すから。それはあってはならないことだからね。自分で皮剥いて、出してもらわないと本当の気持ちは伝わってこない。皮剥いて、めくって、カスは残すな!」と何かに例えたメッセージを送っている。そのためには中之上のように怒りをあらわに向かってくる選手は大歓迎。「目標へのステップになるのならば、自分を踏み台にしてもらってかまわない」と受け止めるつもりだ。

 しばらく試合数も少なかったこともあり、一時は最悪だった体調も戻りつつある。今後も舞台を選んで全日本のリングに上がるつもりのようで、「ベルト? それはいまは考えてないけど、大田区を見て欲が出てくるかもしれない。まあ、アドバイザーなので任務に徹するけど、盛り上がりを見てね。誰かがイカしてくれるまでは」と、タイトル戦線への参入もまんざらではない様子だった。
 とにかくこれまで様々な策略でのし上がってきた蝶野だけに、全日本も油断は大敵。いつ先日の内田社長のようにしっぺ返しを食らうかわからない。黒いアドバイザーがいよいよ本格的に動き出した。
■全日本プロレス『2013新春シャイニング・シリーズ』最終戦
1月26日(土)東京・大田区総合体育館 開始17:00

【追加対戦カード】

<スペシャル6人タッグマッチ(60分1本勝負)>
大森隆男、浜亮太、中之上靖文
蝶野正洋、諏訪魔、ジョー・ドーリング

【既報対戦カード】

<三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
[王者]船木誠勝
[挑戦者]曙
※第45代王者・船木は4度目の防衛戦

<アジアタッグ選手権試合 60分1本勝負>
[王者組]田中稔、金本浩二
[挑戦者]大和ヒロシ、佐藤光留
※第89代王者組・田中&金本は3度目の防衛戦

<BJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合 30分1本勝負>
[王者]征矢学
[挑戦者]佐々木義人(大日本プロレス)
※第2代王者・征矢は初防衛戦

<スペシャル・タッグマッチ 60分1本勝負>
武藤敬司、リック・フレアー
藤波辰爾(ドラディション)、真田聖也

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