蝶野が1.26全日本プロレス参戦、ついに諏訪魔と合体

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蝶野が1.26全日本プロレス参戦、諏訪魔とタッグを結成 【全日本プロレス】

 1月8日(火)、都内にある全日本プロレスの事務所で、3日に全日本とアドバイザリー契約を結んだ蝶野正洋が記者会見を実施。『2013新春シャイニング・シリーズ』の最終戦1.26東京・大田区大会の追加対戦カードとして、大森隆男&浜亮太&中之上靖文vs.蝶野&諏訪魔&ジョー・ドーリングというスペシャル6人タッグマッチを発表した。

 初めて全日本の事務所での会見に臨んだ蝶野は、「アドバイザーとして3日から本格的に関わっているんですが、まずこの大田区大会を成功させたい」と意気込みをコメント。そして、自ら考案したという6人タッグマッチのカードを発表したのだ。これは4日に会見を開き、蝶野に宣戦布告していた中之上の意向も組んだカードとなっており、全日本サイドも承認しての発表だ。
 蝶野は今後も、「アドバイザーとして入って、全日本のためになるかどうかはわからないけど、カードのゴリ押し、提案をガンガンしていきます」と積極的にアドバイザーとしてマッチメイク等にも関わっていくことを宣言。「2013年は興行として勝ち続けるのが課題。必要なカード、必要なものが出てくればドンドン入れていくし、必要じゃないものはドンドン削っていく」と、容赦なく全日本内で改革を進めていく腹づもりのようだ。

諏訪魔に奮起促す蝶野「ここが一流と二流の分かれ目」

目をかけていた諏訪魔とついに合体、試合ではどのような化学反応を起こすのか 【t.SAKUMA】

 3日の公開契約で蝶野が起こした内田雅之社長への暴行に怒っている中之上に関しては、「彼の言うことも一理あるのかもしれない」と理解を示したが、「単なるシェイクハンドしてやるというサインではない。リングに上がればレスラーだから、覚悟してくれというメッセージだし、そういうことはリングでは起こり得る。リングの上がメインだから、何かを起こす時はプロだから見せるものがなきゃいけない。契約を公開したのもそのためだし、内田社長への挨拶だと思ってください」と、全く悪びれた様子もない。

 また、以前から目をかけ、タッグ結成を希望していた諏訪魔と実際に試合で組むことになったことに関しては、「全日本で柱になる選手は三冠王者の船木(誠勝)選手と諏訪魔くん。この二人しかいない。そこに対する配慮です。カード的に漏れていたんで」と、特にタイトルマッチなど重要な試合が大田区大会で組まれていなかった諏訪魔への気遣いだったようだ。実際に蝶野と組むとなると、諏訪魔への注目度も俄然と増す。
 船木と並び諏訪魔に対しては、「全日本の枠でトップだけど、それをはみ出して、業界を引っ張る人間になってほしい」と、並々ならぬ期待を抱いている蝶野。「タイトルマッチで負けて次どうするか考えられるか考えられないかが、一流と二流の分かれ目。どういうふうに取り返していくのか? そこが一皮剥くチャンスだから」と、昨年の9月に船木とのタイトルマッチに負けた諏訪魔に奮起を促したいようだ。

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