ユース王者・松倉「『負けてもいい』はあり得ない」=1.14Krush代々木直前インタビュー
「出場選手の中で唯一、自分よりも年下。そういうガキには制裁を与える」
牧平は「ここが格闘技人生の集大成」と背水の覚悟で挑む 【(C)Good Loser】
牧平「正直、リザーブファイトで出るか出れんか。小鉄戦が納得のいく試合じゃなかったんで、どうなっても受け止めにゃいけんなと思ってました。そうしたらトーナメント本戦の最後の一枠に選ばれて、自分は“持ってるな”と思いました」
――実際に63kgから階級を上げて67kgで試合をしてみて、いかがでしたか?
牧平「調整自体は順調でしたね。ただ今だから言えることなんですけど、試合直前で怪我してしまって、コンディション的には厳しい状況だったんです。試合はそれも全て含めて試合じゃないですか。だから直前で怪我をする自分もダメです(苦笑)」
――一回戦はKrush YOUTH GP王者の松倉信太郎選手と対戦が決まりました。松倉選手にはどんな印象を持っていますか?
牧平「スパーリングしたこともあるし、プライベートで一緒に飲みに行ったこともあります。でもこれ(=試合)が仕事なんで、試合が決まったらやりますよ。印象としてはすごく巧い選手だなと思うのですが、その方が僕の巧さも出ると思うんですよね。いい具合にお互いの技術を引き出し合えるような気がします。ただ出場選手の中で唯一、自分よりも年下なので、そういうガキには制裁を与えますよ」
「自分の格闘技人生の集大成」
牧平「全然ないですね。自分も63kg時代に経験しましたけど(苦笑)、体重を落とすことで減量苦もあるだろうし、逆に自分は動ける体重で試合が出来ると思うんですよね。だからあいつ(松倉)の方がシチュエーション的にはキツいんじゃないですか」
――8.26名古屋大会で野杁正明選手と対戦した時は「人生をかけて闘う」と言っていましたが、今回も同じような心境ですか?
牧平「はい。このトーナメントは自分の格闘技人生の集大成というか……ここでインパクトを残せなかったから、自分ももう終わりじゃと思うし、先はないかもしれない。でも僕はインパクトを残す自信はあるんで見といてください。トーナメントで結果を出して、僕のことを知らない人たちに『はじめまして、僕が牧平圭太です』とアピールするんで」