阪神・福留「自信があるライトで勝負したい」=入団会見 一問一答全文
阪神の入団記者会見で、和田監督に帽子をかぶせてもらう福留=5日、大阪市内のホテル 【共同】
福留は日本生命から1998年にドラフト1位で中日に入団。2002年、06年と首位打者を2度獲得した。07年オフにFAで米大リーグ・カブスに移籍。その後、インディアンス、ホワイトソックス、ヤンキース(マイナー契約)を経て、今季6年ぶりに日本球界に復帰した。日本では通算1074試合・1175安打・192本塁打・647打点・打率.305、米大リーグでは通算596試合・498安打・42本塁打・195打点・打率.258の成績を収めている。
今の気持ちはスッキリと不安の半々
――今の気持ちは?
長く待たせて決めて、スッキリした気持ちと大丈夫かなぁという不安と半々です。
――阪神を選んだ決め手は?
僕自身も関西でプレーしていてすんなり入って行けるかなぁと。それとすごく熱心に誘っていただいて、我慢強く待っていただいてうれしかった。そういうところが大きかったです。
――阪神の印象は?
ここにいる記者の数を見ても、大変な球団だろうなと思います。その分、やりがいもあると思います。
――背番号は?
8番です。提示いただきまして、その中で末広がりではないですけど、付けたことのない数字でしたし、選ばせていただきました。
――メジャーで得た物をどうチームに生かしますか?
周りでやっている選手が違うので比較できないですけど、コンディションの整え方など合えば伝えていければいい。逆に僕がいない間に日本の野球も大きく変わっているし、僕も教えてほしい。
――ポジション、打順へのこだわりは?
内野をやれと言われても無理なので、一番自信があるライトで勝負したい。打順は監督が決めることですが、中心で打てる準備をしたいです。
――統一球への対応は?
特に考えてないです。まずは体験してから。
甲子園は世界に引けをとらない素晴らしい球場
世界に出しても引けをとらない素晴らしい球場。選手にとっては高校の時からの夢。
――数字へのこだわりは?
特に……数字にこだわってやってきたわけではないですが、打率、出塁率にはこだわってやっていきたいです。
――阪神ファンの印象は?
僕は相手チームからしか見ていないんですが、すごいなという印象しかない。それが味方になると心強いなと思います。
――今年はどんな1年に?
ゆっくりというわけにはいかないので最初から全力で。ただ、それに合わせてケガをしないようにしたいです。
――元旦はどのように過ごしましたか?
初夢は特にないです。京都のお寺に行っていました。新しくチームに入るのでケガしないこととチームのために優勝の力になれるように、とお願いしました。
――ファンにメッセージを
自分で選んで阪神という球団に来たので、少しでも力を注いで、なんだよと言われないようにしたいです。温かいご声援とは言いませんので、良ければ温かいご声援を、悪ければ叱咤激励でいいと思いますので、よろしくお願いします。