よく「プロレスをやるきっかけは？　いつから好きだったの？」と質問されます。プロレスファンの方って、闘魂三銃士の頃から、十数年前からとか長くプロレスを見てきている方が多いと思うんです。ですが、私がハマったのは今年の２月からでした。たまたま家にあった週刊プロレスがあって読んでたら、全日本プロレスの真田聖也選手・ＫＡＩ選手・大和ヒロシ選手の同期特集の記事が載っていて。見た瞬間に「この人かっこいい！」と。それが大和ヒロシ選手でした。そこから好きな選手をもっと知りたいと思うようになり、色々調べ好きな食べ物から好きなアーティストなどパーソナルデータを収集！　試合も近々やるとのことで、早速観に行こうと思いました！

一緒に観に行ってくれる人を探しましたが、結局見つからず……プロレス初観戦は一人で観に行くことに。どうせ行くなら「気づいてもらいたい！」ということで、ジャニヲタお得意のうちわを作って後楽園ホールへ向かいました。（元々ジャニヲタなもので。）
観に行った試合は２月３日のエキサイトシリーズ！　大森隆男選手と秋山準選手の３冠戦、ケニー・オメガ選手とカズ・ハヤシ選手の世界ジュニア戦、更には永田裕志選手とＳＴＡＣＫ　ＯＦ　ＡＲＭＳの因縁対決もあり後楽園ホールは超満員でした！　西側に座っていたので隣の人とも肩が当たるか当たらないか位の男性に囲まれた密集状態の中での観戦でした。

この日は［大和ヒロシ＆中之上靖文vs.佐藤光留＆渕正信］というカード。
試合は思ったよりも早く終わってしまって残念でした。
が！　休憩時間に「只今、大和ヒロシ選手が会場ロビーにてサイン会を実施しております」というアナウンスを聞き、直ぐに移動！　数多くの男性陣の中を掻き分け掻き分け、やっと大和選手の前に！！
もちろん胸には手作りの「大和うちわ」！　サインを書いてもらいながら「見てください！」と言ったら「おー！　ありがとうございます！」と言って頂きました。その後に交わした握手は今でも忘れません。豆が出来ていてゴツゴツしていました！（笑）
そしてそして、リング上の闘志みなぎる大和選手と、リングを下りてからの好青年な大和選手のギャップにやられました……。ギャップ萌えというやつですね。

ジャニーズなんて、ファンとの距離がすごーく遠いのにプロレスはファンとの距離が近くてビックリでした！　初めて行った試合会場で好きな選手と話も出来て握手も出来たんですよ！？

もともと格闘技は好きでＫ−１などＴＶで見ていたので、格闘技の面白さと距離感の近さでどんどんプロレスにハマっていったんです！

「プロレスが好きでも、自分がやろうなんて思わない」。これも良く言われます。私もまさか自分がプロレスラーになるなんて１ミリも思っていませんでした。

今年の３月、まだ大学生だった私はカリキュラムの関係で１カ月間韓国に留学しなければならなく、プロレスの情報が一切ない環境になるのは嫌だったので、愛読書になっていた週プロを一冊持っていきました。
韓国での宿泊先は大学の寮。テレビは共用だし、見ても何を言っているか分からない。携帯も使えないので勉強以外にやることがない。勉強の合間に週プロを熟読していました。その中にあった［プロレス業界で働く人］に風香さんが載っていて、風香さんの存在、スターダムの存在を知りました。

帰国してから、相変わらず全日本プロレスを観に行き、観戦記をブログに書き記していました。
ある日突然「一緒にプロレスしませんか？」とメッセージが来て、誰からだと確認したら風香さんからでした。

その時既に風香さんの存在を知っていたので、「怪しい」という疑いはありませんでした。


ですが、やっぱり「観るのは好きだけどやるのはちょっと気が引けます……」と返信すると「見るだけでも来てみない？」とお誘い頂いたので好奇心に任せて練習場所へ向かいました。

当初は見学のつもりでしたが、「どうせやるならやってみたい！」と練習に参加させて頂きました。「やったら楽しかったから、またやりたい！」そこからスターダムの練習生となりました。


今思えばどれもタイミングが合っていて、運命だったのかなと思ってしまう程の結びつきですよね。
風香さんからお誘いがあっても、私が知らなければ行ってなかっただろうし、韓国に持って行く週プロが違う号だったら……。そしてプロレスに、大和ヒロシ選手にハマっていなかったら、今の私はいないんですから！

そしてそして、大和選手のファンになっていなかったらここまで、プロレスラーとしてデビュー出来なかったと言っても過言ではないんです！　つくづく大和選手のファンで良かったなと思います。

大和選手について語ると長くなるので、また改めてこちらに掲載させて頂きたいと思います！


スターダムのリレーコラム、私の回が一番ヲタヲタ色が強いと思います。気持ち悪い内容もあると思いますが（気持ち悪さは風香さんからお墨付きを頂きました）……宜しくお願いいたします。


良い年末年始をお過ごし下さい！
次回をお楽しみに！！