青森山田・椎名政志「野洲との対戦が楽しみ」=第91回全国高校サッカー選手権大会抽選会
野洲 松田恵夢主将
「最初から決勝のような気持ちで臨める」と優勝候補の青森山田との対戦に意気込む野洲の松田主将 【スポーツナビ】
(チームの調子について)スタメンがすべて3年生ということもあり、チームの完成度も高いですね。高校3年間の集大成として、いい結果を出したいです。関西のプリンスリーグでも後半戦は良かったと思います。
(対戦相手の青森山田について)初戦から強豪校だったので、動揺してしまいました。でも最初から決勝のような気持ちで臨めるので、その分、勝てば勢いに乗れると思います。
(OBにはフランクフルトの乾貴士選手がいますが)乾さんみたいな選手になりたいですね。みんなそう思ってますし、憧れです。将来いっしょにプレーしたいと思います。
桐光学園 佐藤建太主将
チームの競争力や、一体感を強調した桐光学園の佐藤主将。昨年準優勝の四日市中央工とどんな戦いを見せるのか 【スポーツナビ】
(対戦相手の四日市中央工について)確かにいいチームですが、騒ぐのは周りだけでいいので、自分たちのプレーに集中したいです。自分たちが勝ち上がるうえで、強いチームと当たるのが、最初か最後かということだけです。
練習試合では(四日市中央工に)勝ちましたが、2人の注目されている選手(浅野拓磨と田村翔太)がいますし、持っているものが高い。でもサッカーは11人でやるものなので、2人がすごくても、チーム全体が強くないと。僕らは11人、もしくはチームスタッフも全員含めてチーム一丸でやっていきます。
チームは非常に競争心が強いですし、メンバー争いはまるで戦場のようです。自分に負けたら、他人にも勝てない。そういう強い気持ちを持った選手ばかりです。スタッフの後押しもあり、毎日が充実しています。
桐光に来たらスターになれるという風には思ってはいませんが、中村俊輔(横浜F・マリノス)さんや藤本淳吾(名古屋グランパス)さんを指導した佐熊裕和監督に教えていただけるのは光栄です。偉大な方で、サッカーだけでなく、いろいろと学ばせていただきました。
四日市中央工 樋口士郎監督
(初戦で対戦する)桐光学園は技術がある選手も多いし、本当にいいチームだと思っています。前回うちは準優勝しているので、やはり今年のチームにかかるプレッシャーは当初から大きかった。そうした中できちんと予選を勝ち抜けたのはメンタル面で成長した証拠だと思います。
チームの売りはやはり2トップ(前回大会得点王の浅野拓磨、得点ランキング2位の田村翔太)だと思っています。正直なところ彼らは昨年の今ごろ、そこまでの選手ではなかった。しかし、選手権で活躍してからは、選抜チームでの欧州遠征やJクラブの練習に参加することもあって、自信をつけたのか、サッカーに対する取り組み方や意識が大きく変わりましたよね。その結果、2人ともプロ入りすることが決定しました(浅野はサンフレッチェ広島、田村は湘南ベルマーレに加入)。彼らには期待しています。
八千代 柳育崇主将
初戦で強豪・立正大淞南と対戦する八千代。主将の柳は初戦を勝てば優勝も見えてくると豪語した 【スポーツナビ】
(激戦区の千葉予選を勝ち抜いたことについて)千葉を勝ち抜くのは本当に大変でした。決勝もPKでギリギリの勝負でした。決勝で戦った流通経済大柏には、「絶対に優勝してこい」とエールをもらいました。千葉を代表するというプレッシャーを楽しさに変え、気負いせずに頑張っていきたいと思います。
(対戦相手の立正大淞南について)相手はトリックプレーが得意なチームだと思います。練習試合で戦ったときは、コーナーキックからの流れできれいに決められました。しかし、要所で守れば自分たちにもチャンスがあると思いますし、初戦で勝って波に乗れれば、優勝も夢ではないと思います。
インターハイでは初戦敗退というふがいない結果に終わってしまったので、選手権では結果を出したいです。八千代はOBもたくさん活躍している伝統校なので、その名に恥じないように頑張っていきたいです。
前橋育英 柳沢拓希主将
自分たちのサッカーに自信を見せた前橋育英の柳沢主将。圧倒的なポゼッションを全国の舞台で披露できるか 【スポーツナビ】
(対戦相手の宮古について)正直、相手チームについてはよく知りません。ただ、相手がどこかというより、自分たちのサッカーがいかにできるかということです。相手はあまり関係ありません。自分たちのサッカーができればどこにでも勝つ自信はあります。
(県大会決勝で桐生一を倒したことについて)昨年の決勝で負けたときは本当に悔しかった。リベンジの気持ちが本当に強かったので、勝てて良かったです。桐生一には知り合いも何人かいて、彼らの分も自分たちが勝たなければいけないと思います。もちろん優勝を目指していきます。それしかないです。
チームの特徴としては前線からのプレスと、そこでボールを奪ってからの圧倒的なポゼッションですね。このチームで1年間やってきたことを、もう1カ月ほど突き詰めて本大会でもいいサッカーができればと思います。