真鍋監督「金メダルいけると思って引き受けた」=女子バレー

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真鍋監督が4年後のリオ五輪でも指揮を執ることに

会見でがっちりと握手する左から森田強化事業本部長、真鍋監督、中野会長 【スポーツナビ】

 バレーボール協会は3日、2016年リオデジャネイロ五輪に向けた全日本女子の監督人事についての記者会見を行い、続投が決定した真鍋政義監督らが出席した。ロンドン五輪で全日本女子を28年ぶりの銅メダル獲得に導いた真鍋監督は「リオ五輪に向けて4年。厳しいが自分の中でもう1回、4年頑張るという気持ちになった」と続投を決めた心境について語り、今後の挑戦に向けて意気込んだ。

 今回の人事についてバレーボール協会の中野泰三郎会長は「2010年の世界選手権(日本)で3位、11年のワールドカップ(日本)でベスト4、ロンドン五輪では銅メダルと常にベスト4以上の成績を残した。理事会としても引き続きという話になった」と真鍋監督の実績を評価。続投の理由について安定性を挙げた。また、森田淳悟強化事業本部長は「真鍋監督がやってくれたらもっともっといいチームになると思っている」と期待を込めた。

 セッターのポジションについての質問が飛ぶと、真鍋監督は「狩野(舞子/久光製薬)の転向は魅力的、しかしできるかは不安もある」と狩野のセッターへの転向に期待しながらも現段階では、未知数であるとの考えを示した。またこれまで不動のセッターで、現在休養中の竹下佳江(元JT)について「年齢ではないと思う。現役選手で技術が伴うなら挑戦し続けてほしい」と休養明けに現役復帰した際は、全日本への扉を閉ざすつもりはないことを明らかにした。

 また、男子監督の人選については「近日中に公募したい」と中野会長が話すに留まり、現行と変わりなく、公募制で決定する方針だ。

 以下は会見での真鍋監督、中野会長、森田事業本部長のコメント、及び質疑応答。

真鍋監督「もう1回、4年頑張るという気持ち」

真鍋監督が出した結論は続投だった。4年後のリオ五輪に向けて、すでに意欲を燃やしている 【スポーツナビ】

真鍋監督「ロンドンが終わった後、いろいろと考えた。目標は金メダルに設定していたものの、結果は銅メダル。しかし金メダルに等しい銅メダルだったと考えている。リオ五輪に向けて4年。厳しいが、自分の中でもう1回、4年頑張るという気持ちになった。今後もよろしくお願いしたい」

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