“神々か天国か”日高と堀口が火花、高岩はV3自信=ZERO1

ファーストオンステージ

天下一ジュニア優勝へ4選手がそれぞれ意気込み 【写真提供:ファーストオンステージ】

 9月17日のZERO1後楽園ホール大会を2日後に控えた15日、東京・ZERO1道場で記者会見、ならびにNWAライトタッグ選手権調印式が行われた。

 今大会ではZERO1ジュニアの祭典「天下一Jr.トーナメント」の準決勝、決勝戦を実施。予選、1回戦、2回戦と勝ち上がった4選手がそれぞれ意気込みを語った。
 第1試合で激突するZERO1ジュニアの象徴・日高郁人とDRAGON GATEからの刺客・堀口元気H.A.Gee.Mee!!が早くもフィニッシュホールドで舌戦を展開させる一方で、3度目の優勝を狙う高岩竜一は「順当に行けば優勝間違いない」と自信たっぷりのコメント。区切りとなる第10回目の天下一ジュニアを制し、願い事をかなえるのは果たして誰になるのか。

 また、NWAライトタッグ選手権の調印式も行われたが、王者組のヒール軍団ZERO64の菅原拓也が、いったんは調印を拒否するなど悪態を連発。試合もクリーンファイトの好勝負となるかどうか、予断を許さない一戦となりそうだ。

 以下は天下一ジュニア準決勝、NWAライトタッグ選手権出場選手のコメント。

バックスライドに対抗心! 日高「負けられない」

島根の神々か天国か、日高(左)とドラゲー堀口が早くも火花! 【写真提供:ファーストオンステージ】

日高「自分としては順当にベスト4に勝ち進んだと思っています。昨日のメイン終了後、この人(堀口)が、『3・2・1・ゼロ1 H.A.Gee.Mee!!」なんてやろうとしたから止めに入ったら、乱闘に巻き込まれて準決勝に向けて出鼻を挫かれたかなと言う感じがします。昨日はハブ男がいいとこまで追い込んで最後は丸め込まれてしまったんで。自分もあの逆さ抑え込みには十分気を付けたいと思います」
 
堀口「昨日は勝った勢いであんなマイクをしてしまってすみませんでした。失礼極まりないなと反省してます。日高選手はリスペクトしてる選手なので。今までに対戦は無いですけど、未知との遭遇と言う事で、まあ、月曜日はバックスライドで決めたいと思います。何より自信になったのは3冠チャンピオンである菅原と、前の大会でも決勝まで進んでるハブ男に勝った事が自信になってますので、次の準決勝も勝って、優勝して最後は『3・2・1・ゼロ1 H.A.Gee.Mee!!」で締めたいと思います」
 
――堀口選手はすでにバックスライドをフィニッシュにと予告してますが。

日高「自分も一、二回戦は島根が誇る世界遺産石見銀山で、島根県知事公認の石見銀山で勝って来てますから。堀口選手のバックスライド・フロムヘブン……これ、直訳すると」

堀口「天国への逆さ抑え込み」

日高「そうですね、私も神々の国・島根からやって来てますから。天国、神々……負けられないですね」

――今回のトーナメントとは別で、対ZERO1の興味は?

堀口「初参戦させていただいたんですが、すごい新鮮なリングだなと。これだけの海外の選手も来られてますので、ドラゴンゲートの会場にも乗り込んできて欲しいなと。あと僕は、ジミーズのスカウト部門を担当しているので、どんどんジミーズに勧誘して行けたらなと思います」

V3へ高岩「順当に行けば優勝間違いないんで」

高岩(右)は3度目の天下一ジュニア制覇へ自信満々 【写真提供:ファーストオンステージ】

ジョナサン・グリシャム「常にZERO1のリングに上がりたいなと思っていて、今年その夢がかなった。さらに天下一Jr.にも参加させていただいて、正直ここまで勝ち上がれるとは思わなかったが、毎日勝つために厳しいトレーニングを積んできた。17日はジャパニーズレジェンド高岩選手との対戦ですが、昔から彼の試合を見てきたので、彼との対戦で僕の新たなキャリアアップにしたいです」

高岩「準決勝の相手の事がよく分からないですけど、順当に行けば優勝間違いないんで、頑張ります」

――決勝ではどちらの選手と戦いたいですか?

ジョナサン「日高選手も堀口選手も非常にリスペクトしてる選手なので、どちらと当っても楽しみです」

高岩「日高とやっても堀口とやってもまた新しい物が生まれると思いますが、昨日堀口に5カウント取られてるんで、10カウント逆に取ってやろうかなと。まあ、とりあえず準決勝を勝たないとね」

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