オルフェーヴルの瞬発力、仏国をあっと言わせるか=フォア賞展望
残り500m付近から「ヨーイドン」の競馬になれば
凱旋門賞への前哨戦フォア賞に挑むオルフェーヴル、仏国をあっと言わせる快走を見せるか 【スポーツナビ】
そうでなくても前半はスローに流れることが多い仏国の競馬だが、大レースの前哨戦になるとことさらで、フォワ賞前日にカラで行われるGI愛セントレジャー(芝14F=約2800メートル)とダブル登録しているトレジャービーチ(牡4、父ガリレオ)と、そのペースメーカーのロビンフッド(牡4、父ガリレオ)がこちらに回ってきたとしても、それほど速い流れにはならないはずだ。4コーナーまでゆっくりと流れて、残り500m付近から「ヨーイドン」の競馬になれば、出走想定メンバーの中で頭抜けた瞬発力を持っているのがオルフェーヴルだけに、ここは仏国の関係者とファンをあっと言わせる切れ味を見せて勝利を収め、有力馬の1頭として本番の凱旋門賞に向かうことになるはずだ。
相手はGI・3勝のメアンドルだが……
(文・合田直弘/提供・JRA−VAN)
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