久保優太、新必殺技を予告「期待してください」=6.8Krush直前インタビュー
「俺がベスト、本当のチャンピオンだってことを証明してやるんだ」
「真のゴールデンボーイは俺一人でいい!」とモロッコの新星・エズビリ(左)は久保打倒を宣言 【提供:株式会社グッドルーザー】
エズビリ「そうだな。俺はプロのファイターとして30戦以上キャリアがあるけれど、ファイターになったばかりの頃は随分と若くて相当な乱暴者だった。ある夜に、頭を銃で撃たれたこともある。でもその経験をきっかけに俺は真のファイター、賢い人間になろうと決心し、兄貴にトレーナーをお願いしたんだ。兄貴は俺を3度フランスの国内王者に導いてくれた。彼は俺にとってのメンターであり、プロ選手、男に作り上げてくれた男だ」
――頭を銃で撃たれたことがあるというのはすごいエピソードですね……。
エズビリ「まあ昔の俺は荒れていたけど、今じゃ『若い割りに賢く落ち着いている』と言われる。今の仕事は武装トラックに乗り、お金を輸送するセキュリティガードをしているんだが、銃で頭を打たれた俺が仕事として銃を身につけている。縁というのは面白いもんだろ? ただ俺は銃なんて使わないぜ。なぜなら銃は俺の武器じゃないからだ。俺の武器はこの拳とこの足だ。何の意味もなく、そこいらで喧嘩するようなことはもうしない。俺が闘う時、それはプライドと栄光をかけてリングに上がる時だ」
――フランス国内王者以外にはどんな実績を持っているんですか?
エズビリ「2011年にWKNヨーロッパ・ウェルター級王者になって、F−1 WORLD MAXという大会の65kgトーナメントで優勝した。このトーナメントはワンデイトーナメントでトリスタン・べナード(昨年10月に久保優太と対戦)、ヴァン・モウア(150戦のキャリアを持つ、散打スペシャリスト、散打ヨーロッパチャンピオン)、ロリス・アウドウィー(WKNの世界タイトルを獲得)の強豪3人に勝って優勝した。
最後に負けたのは2年以上前、相手は強いチャンピオンで判定負けだったけど、あの試合は俺の勝ちだ。俺は今でもそう思ってる。ただもう二度と負けたくないから、あの試合からトレーニングを更に厳しくしたんだ。世界に俺の実力を見せて、俺がベスト、本当のチャンピオンだってことを証明してやるんだ」
――対戦相手の久保選手にはどんな印象を持っていますか?
エズビリ「クボは確かに世界でもトップクラスの選手だと思う。そうじゃなきゃ、K−1、ISKAの世界チャンピオン、ましてやKrushのスーパースターになれるはずなんてないだろ。でも今回、俺はフランス国内とWKNヨーロッパのチャンピオンとして、クボを叩きのめしてやる。Krushは俺をモロッコのゴールデンボーイ、クボを日本のゴールデンボーイと言っているらしいけど、ゴールデンボーイは2人も必要ない! 俺1人で十分だ!」
――Krush、日本のファンに向けてメッセージをお願いします。
エズビリ「格闘技スポーツの盛んな日本に早く行きたくて待ち遠しい。そして俺が日本のファンの皆を沸かせ、そして真のゴールデンボーイになってやるぜ!」
【提供:株式会社グッドルーザー】
6月8日(金)東京・後楽園ホール 開場17:00 本戦開始18:30(オープニングファイト開始17:30)
<メインイベント スーパーファイト/65kg契約/3分3R・延長1R>
久保優太(Fighting Kairos/ISKA世界ライト・ウエルター級王者、K−1MAX63キロ級2011日本王者)
アブデラ・エズビリ(モロッコ/Fighter 69/F−1 WORLD MAX2011王者)
<セミファイナル スーパーファイト/Krush −60kg Fight/3分3R・延長1R>
石川直生(青春塾/第2代全日本キックボクシング連盟スーパー・フェザー級王座)
板橋寛(スクランブル渋谷/第2代RISEスーパー・フェザー級王者)
<第7試合 スーパーファイト/64kg契約/3分3R・延長1R>
尾崎圭司(チームドラゴン)
ディン・ニン(中国/北京盛華国際武術クラブ/CFP)
<第6試合 Krush −60kg級挑戦者決定戦/3分3R・延長1R>
大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB)
後藤勝也(池袋BLUE DOG GYM)
<第5試合 Krush −63kg WILDRUSH League 2012/3分3R>
TaCa(triple−y/勝ち点3)
高橋幸光(はまっこムエタイジム/勝ち点2)
<第4試合 Krush −70kg Fight/3分3R>
渡辺雅和(チームドラゴン)
山崎陽一(シルバーウルフ)
<第3試合 Krush −60kg Fight/3分3R>
青津潤平(NPO JEFA)
大滝裕太(ネクサスジム)
<第2試合 Krush −60kg Fight/3分3R>
鈴木雄三(極真会館)
神戸翔太(POD/AK)
<第1試合 Krush −55kg Fight/3分3R>
武尊(チームドラゴン)
京谷祐希(Team Free Style)
<オープニングファイト第3試合 Krush −63kg Fight/3分3R>
佐々木大蔵(チームドラゴン)
緒方惇(チーム緒方)
<オープニングファイト第2試合 Krush −70kg Fight/3分3R>
松村☆D☆HIRO克(シルバーウルフ)
内山政人(アカデミア・アーザ水道橋)
<オープニングファイト第1試合 65kg契約/3分3R>
栗原圭佑(Fighting Kairos)
本村康博(AACC)