宮間あや「個人の賞にはあまり興味がない」=アルガルベカップ ドイツ戦後選手コメント

スポーツナビ

阪口夢穂(日テレ・ベレーザ)

「ドイツはポジションを動かしてきた」

 ここまでの3試合は、相手のプレッシャーがあまりきつくなかったんですが、今日は強いプレスを掛けてこられました。ドイツはポジションを動かしてきたし、パス回しも上手でした。後半は相手の運動量が落ちたため、スペースが空きました。互いに4−4−2のフォーメーションなので、全員がマッチアップすることになる。1対1の連続では、なでしこの良さが出せないので、ポジションチェンジなど、工夫をしなければいけないと思います。

田中明日菜(INAC神戸レオネッサ)

「米国戦とドイツ戦に出場できたことはいい経験」

 ボールをたくさん受けて、さばいて、リズムを作ろうと思いました。米国戦、ドイツ戦に出場できたことはいい経験です。相手のプレスの強さが分かったんで。相手のプレスがきついエリアでは、もっと簡単にボールを離さないといけないし、前を向ける時には向かないといけない。個人の課題は、判断の早さと守備です。

岩清水梓(日テレ・ベレーザ)

「2トップの速さと距離感に苦労した」

 相手の2トップの速さと距離感に苦労しました。立ち上がりは「やられちゃいけない」と、慎重になって、受け身になってしまった。競り合いに強い相手への対応に修正が必要だと分かりました。まずは(ロングボールを)自由に蹴らせないことが大事。蹴られたらカバーリングを徹底しなくてはいけない。W杯の経験は自信になっています。(米国やドイツ相手にも)臆さず、対等に戦えるチームになったと思います。

オコイノダムバビ(ドイツ代表)

「メンタルの強さを感じさせられた」

 優勝できたこと、3得点できたことはうれしい。日本はショートパス、ポゼッションに優れている。今日はわたしたちが勝ったけれど、いつもこうなるとは限らない。今日だって2−0から追いつかれ、3−2にした後もまたすぐに追いつかれた。メンタルの強さを感じさせられた。

<了>

取材:江橋よしのり

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