北嶋秀朗「決定的な仕事ができなかった」 =3位決定戦アルサッド戦後、柏レイソル選手コメント

スポーツナビ

GK菅野孝憲

「可能性だったり成長だったり、出たものは大きい」

 独特な戦いでしたけど、90分を通じて全員が落ち着いて試合を運べたと思うし、チャンスも作っていたし、ピンチを防いでいたし、柏のリズムの試合だとは思っていました。相手はカウンターを狙うサッカーだったので、その中でも対応はできましたし、相手は自分たちのミスを狙っていたので、ビルドアップのミスを突かれるというのがあって、そこは修正しなくちゃいけないと思います。自分なりにいつも通りに、自分の仕事をしようと集中していました。結果にこだわった大会なので、負けたことは悔しいですけど、可能性だったり成長だったり、そういう意味で出たものは大きかったと思う。

DF橋本和

「『やれるぞ』という自信はついた」

 内容的には良い試合をしたと思いますけど、リズムをつかめて、僕と対峙(たいじ)するケイタはすごい選手だったんで、ブラジル戦で酒井がネイマールとやって、その逆バージョンだと監督から言われていたんです。それで結構、僕のサイドに開いてくることが多かった。でもそこでもある程度対応できて、攻撃にもそこそこ絡めて、内容的には良かった。PKで運で負けましたけど、来年ACL(AFCチャンピオンズリーグ)があるんで、勝ち進めば対戦する相手だと思う。良いイメージはつきましたし、「やれるぞ」という自信はつきましたね。

MF茨田陽生

「今日は自分のプレーを少しは出せた」

 自分は1戦目は良いプレーができなかったんで、今日は自分のプレーを少しは出せたのかなと思います。チームとしては攻めて攻めて攻めて、自分たちのボール支配率は高かったと思うんで、そこで点を取れなかったのは残念です。相手はブロックを作っていても、結構スペースが空いていたり、晃樹君が空いていたり、キタジさん(北嶋)がフリーだったりして、そこはうまく使えたと思います。レイソルのサッカーはパスで後ろからしっかりつなぐというところで、どのチーム相手でもそういうプレーができたと思います。負けましたけど、今日は得点のところで相手の方が上回ったのを感じさせられました。

DF近藤直也

「ACLに向けて良い経験ができた」

 世界のトップレベルを感じることが自分の成長につながりますし、また来年のACLに向けて良い経験ができたと思います。アルサッドが引いて守りを固めたサッカーだけど、これでアジアを勝っているんだから、それにしっかり勝ってアジアチャンピオンになりたい。自分たちのサッカーをもっと高めていきたい。監督の求めているものをしっかり出すだけで、こういう結果が出たので、このサッカーをしっかりやっていきたい。

<了>

取材:鈴木潤

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