現在３連続１ＲＫＯ勝利で勢いにのる江幡睦は自身２度目となるタイ人との試合。１Ｒ連続ＫＯ記録の更新が期待される注目の１Ｒはローキックを主体に攻める江幡。得意のパンチも放つが老獪なテクニックを併せ持つタハーンエークは攻撃をまともに被弾することはない。

　それならばと、江幡は左ローキックにポイントをしぼり攻撃。最後は２Ｒの終わりに江幡がヒザ蹴りで仕留めた。１Ｒ連続ＫＯ勝利の記録こそ途切れたものの、江幡の快進撃は止まることを知らない。

　第９試合は日本フェザー級王者決定戦として瀬戸口勝也と内田雅之が激突。瀬戸口が力強い左右のフックで攻めると、内田はジャブと右ミドルで試合を組み立てる。終盤まで激しい打ち合いが続いた一戦は内田が判定２−０で征し、日本フェザー級新王者となった。

■新日本キックボクシング協会「ＳＯＵＬ　ＩＮ　ＴＨＥ　ＲＩＮＧＩＸ」
１２月１７日（土）東京・後楽園ホール　

＜第１２試合　６４kg契約　５回戦＞
○石井宏樹（藤本／ラジャダムナンスタジアム認定スーパーライト級王者）
（５Ｒ　１分２５秒　ＫＯ　左ボディブロー）
●プラルハット・サックパンヤー（タイ）

＜第１１試合　８６kg契約　３回戦＞
○松本哉朗（藤本／日本ヘビー級王者、元日本ミドル級王者）
（２Ｒ　１分３０秒　ＫＯ　右ストレート）
●ラックパタヤ・プムパーンムン（タイ／元ラジャダムナンスタジアム認定ミドル級９位）

＜第１０試合　５２kg契約　３回戦＞
○江幡　睦（伊原道場／日本フライ級王者）
（２Ｒ　２分５０秒　ＫＯ　ヒザ蹴り）
●タハーンエーク・パラドンジム（タイ）

＜第９試合　日本フェザー級王者決定戦　５回戦＞
●瀬戸口勝也（横須賀太賀／同級１位）
（判定　０−２）
○内田雅之（藤本／同級３位）

＜第８試合　６２kg契約　３回戦＞
●石井達也（藤本／同級王者）
（２Ｒ２分５８秒　ＫＯ）
○松本芳道（八景／同級元王者、同級３位）

＜第７試合　６２kg契約　３回戦＞
●拳士郎（治政館／日本フェザー級４位）
（判定　０−２）
○モンコンデート・シットウウボン（タイ）

＜第６試合　ミドル級　３回戦＞
○斗吾（伊原道場／同級２位）
（判定　３−０）
●青木克眞（トーエル／同級７位）

＜第５試合　３回戦＞
○阿久澤英一（山田／日本ミドル級５位）
（判定）
●松浦信次（トーエル）

＜第４試合　３回戦＞
○ジョニー・オリベイラ（トーエル／日本ライト級１０位）
（判定　３−０）
●木村旭洋（伊原道場）　

＜第３試合　６９kg契約　３回戦＞
●木村康人（山田）　
（３Ｒ　２分２５秒　ＫＯ）
○後藤綾亮（藤本／日本ウェルター級８位）

＜第２試合　ライト級　２回戦＞
●藤田裕喜（伊原稲城）
（１Ｒ　１分３４秒　ＫＯ）
○石垣耕平（トーエル）

＜第１試合　ライト級　２回戦＞
○羽立宏孝（伊原稲城）
（２Ｒ　１分５４秒　ＫＯ）
●藤田健輔（ＭＡ・習志野）