セスク「カップをバルセロナに持ち帰りたい」=バルセロナ選手 決勝サントス戦前日会見
サントスとのクラブW杯決勝を前に会見に臨んだセスク。「カップを持って帰りたい」とモチベーションは高い 【小澤一郎】
ネイマールについては特に考えていない
もちろん、とても光栄に思っている。なぜかと言うと、この大会はもう一度ここに戻れるかどうか分からない。そういう試合だから、(出場することを)とてもうれしく思っている。チームのために頑張りたい。チームは昨年以来、頑張ってきたが、今、その収穫を迎えている。われわれの昨年の努力がここまでつながっている。だから、この大会に参加できることをとてもうれしく思っている。自分の中の最大限の力を出したい。そしてタイトルを持って帰りたいと思っている。
――グアルディオラ監督はアルサッド戦の前に、バルセロナの選手は時差ぼけであまり眠れなかったと話していた。明日は決勝戦だが、今の状態は? 時差の問題はもう解消されたか?
少しずつ慣れてきた。短期間だけど調整に頑張っている。明日の試合はとても重要なので、そんなところで言い訳はしたくない。眠れなかったとかは言いたくない。自分たちはプロの選手で、勝ちたいという気持ちが勝っているから、明日はいい状態でピッチに入っていきたいと思う。今チームとして練習していて、お互いの信頼感もより高まっている。だから明日は大丈夫だと思う。
――サントスについてはどう思うか? 南米のチームにとってこのタイトルは非常に重要だが
テレビを通じて試合を見た。ブラジルで非常に大声援を受けて出発する映像も見た。だから、彼らは頑張るだろう。でも、僕らも世界のナンバーワンになりたい。このようなチームと一緒に頑張りたいと思う。勝つと(クラブW杯の)エンブレムが縫い着けられるわけだから、それが着けられるように頑張りたい。
――ネイマールやそのほかの選手についてはどう思うか?
ネイマールについては特に考えていない。サントスについて考えている。ネイマールはFWの選手で、チームとしてはディフェンスやGKが必要だ。彼は素晴らしい選手だが、彼1人に注目することではない。自分たちがボールを支配していきたいし、ボールを追うことに集中するので、ネイマールを特にどうしようとは思っていない。とにかく1人の選手に注目したいとは思っていない。チームとして相手と戦っているのだから。自分たちのことを信じて、自分たちのプレーを考えて、相手がレアル・マドリーであろうと、ミランであろうと、自分たちのプレーを見せたいと思っている。