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負けたら“ワイルド”はく奪!「ワイルド・コントラ・ワイルド」
大森と征矢が真の“ワイルド”を賭けて一騎打ち=9.19全日本
“ワイルド”を対戦する征矢(左)と大森
“ワイルド”を対戦する征矢(左)と大森【全日本プロレス】

 8月30日(火)、都内にある事務所にて、全日本プロレスが記者会見を実施し、9月11日より開幕する次期シリーズ『2011 FLASHING TOUR』の一部追加カードとして、9.19後楽園ホール大会にて征矢学と大森隆男の一騎打ちを行うことを発表。会見では出席した両選手によって、喧々諤々の“ワイルド論争”が繰り広げられた。


■大森「征矢はワイルドの意味をわかっていない」


「本当にワイルドなのは俺!」

 当事者以外にはどうでも良さそうなこの“ワイルド論争”だが、本人たちは大真面目だ。事の発端は先シリーズの開幕前に行われた大森の公開練習に遡る。8.13後楽園大会でKENSOとファイブ・メンズ・ディシション・デスマッチを行うことになった大森は、若手を自分の味方にするために全日本道場での合同練習に参加。一緒に汗を流すことで若手たちの心を掴み、自身の味方につけるはずだった。

 しかし、マスコミの前で言ったある一言が、一人の若手から反発心を招いてしまった。その大森の言った一言とは、「ワイルドな大森を出して、完膚なきまでに勝ちますよ!」。これを聞いて、顔色を変えたのが征矢だった。最後の集合写真ではそっぽを向いていた征矢が、その意思を表示したのが当日のファイブ・メンズ・ディシション・デスマッチだった。


 最後の5人目として登場した征矢は、当然味方についてくれると思っていた大森の期待を裏切り、攻撃を開始。KENSOの勝利をアシストしてしまったのだ。

 大森が“ワイルドハート”をニックネームとして使用しているならば、征矢も試合のコスチュームに“WILD ARROW”と入れるほど、「ワイルド」という言葉にこだわりを持っている。「俺のほうがワイルド!」と自負する征矢は早速、当日の試合から自身のラリアットを“ワイルドボンバー”に改名。その後もシリーズを通して、大森に対してワイルドアピールを行ったのだ。

 しかし、大森も恥を掻かされたままでは終われない。かくして、征矢と大森はシリーズ中、ことあるごとにワイルドをアピールし合い、激しい衝突を繰り返した。そして、組まれた今回の一騎打ち。だが、会見中の2人の態度は対照的だった。

大森が掲げる「ワイルド五箇条」とは?

大森は「ワイルド5カ条」でアピール
大森は「ワイルド5カ条」でアピール【全日本プロレス】

「ワイルドと口にされて、ケンカを売られた状態。どっちがワイルドか勝負してやりますよ!」と激しくいきり立つ征矢に対し、大森は「彼が考えているワイルドとはどこにあるのか? 難癖つけてワイルドを名乗るな、と。彼はワイルドの意味をわかっていない。一つ一つがとんちんかん」と冷静だ。この日、大森は「大森隆男のワイルド五箇条」なるボードを用意し、征矢のワイルドという言葉を履き違えていることを糾弾した。


 その「ワイルド五箇条」とは下記の通り。


壱、野生を一途に愛せ!

弐、人生は直感で動け!

参、常に熱中して生きろ!

四、己に厳しくレイディーに優しく!

伍、言葉はいらない背中で語れ!


 自身の主張を高らかにアピールした大森は征矢に向かって、「おまえに当てはまるものがあるか? がさつ、荒々しいのがワイルドじゃない! ワイルドとは姿勢なんだ! 生き方なんだよ! わかるか?」と問い詰めた。 

 これに対し、「お、俺にだってあるよ! 五箇条ぐらい持っている! 明日にでも用意してやるよ!」としどろもどろになる征矢。「とっさに振られて言えないということはないということだろう。信念が何もない。おまえはワイルドじゃない!」と、大森はバッサリだ。

“ワイルド論争”最終章へ!!

征矢の“マイルド”をアピールする大森
征矢の“マイルド”をアピールする大森【全日本プロレス】

 さらに大森は追撃の手を緩めない。「もう一つ、おまえがワイルドじゃない証拠がある」と言って取り出したのは、「MILD征矢」と書かれたボードを持つ大森自身の写真だった。何を隠そう、これは先シリーズの最終戦8.28四日市大会で撮られた写真。「MILD征矢」と書かれたボードは征矢のファンが持っていた物なのだ。

 この恥ずかしい写真を公開し、「お客さんもおまえがワイルドだって思ってないんだよ! ファンに浸透してない!」と勝ち誇る大森。「おまえが仕込んだんだろ! ファンに英語の勉強させろ!」と怒り心頭の征矢だが、このへんの駆け引きはキャリアで上回る大森のほうが上手のようだ。


 その後も、急に“ワイルドボンバー”という技を使い始めたことについてマスコミから質問され、「ワイルドに理由はいらない!」と答える征矢に対し、「理由いるだろう! 由来とか信念とかがあって、フェイバリットホールドにネーミングするんだろう!」と的確なツッコミをするなど、終始大森の有利な状態が続く。ちなみに2人の憧れるワイルドな人物とは、「寺門ジモン。山に行って生活しているから」(征矢)、「藤岡弘、。探検家魂ですね(大森)」とのことだった。

 さらに大森から、この日の服装について、「公式の会見にタンクトップ、短パン、サンダルで来たり、勘違いしている。それはワイルドとは言えない」と指摘された征矢。遂に堪忍袋の尾が切れたのか、「9月19日の後楽園、ここでワイルドの決着をつけてやるよ! ワイルド対決最終章だ!」と完全決着宣言を言い放ったのだ。これは大森も望むところ。「負けたらワイルドを名乗っちゃダメってことだな? よし、じゃあワイルド・コントラ・ワイルドだ!」とぶち上げた。


 全日本の広報氏が両者の意思を尊重し、あっさりと快諾したために、9.19後楽園大会で行われる征矢vs.大森の一騎打ちは、「ワイルド・コントラ・ワイルド」、つまり負けたら“ワイルド”を剥奪というルールに決定。前代未聞、史上初の珍ルール「ワイルド・コントラ・ワイルド」。制するのはどっちだ!?


 なお、昨日、内田雅之社長に菓子折り持参でSMOPとの対戦を直訴しに来た大日本プロレスの関本大介だが、その熱意が認められ、本日正式に9.19後楽園大会で曙&浜亮太vs.関本&岡林裕二の3度目の対戦が決定したことが発表されている。


■全日本プロレス『2011 FLASHING TOUR〜富士急 presents 2011 ジュニア・ヘビー級リーグ戦』

9月19日(月・祝)東京・後楽園ホール 12:00 東京・後楽園ホール


【追加対戦カード】


<史上初! ワイルド・コントラ・ワイルド>

征矢 学

大森隆男


<6人タッグマッチ>

KENSO、ダーク・オズ、ダーク・クエルボ

レネ・デュプリ、ジミー・ヤン、MAZADA


<5対5キャプテンフォール イリミネーションマッチ>

諏訪魔&船木誠勝&近藤修司&征矢匠&曹駿

太陽ケア&真田聖也&渕正信&中之上靖文&李在?

※キャプテンは後日発表。キャプテンが負けた時点でそのチームの負けが決定。他の選手は負けた時点で退場となる。オーバー・ザ・トップロープルールを採用する。


<タッグマッチ>

曙、浜亮太

関本大介、岡林裕二


【既報カード】


<『富士急 presents 2011 ジュニア・ヘビー級リーグ戦』 Aブロック公式戦

KAI

カズ・ハヤシ


<『富士急 presents 2011 ジュニア・ヘビー級リーグ戦』

Aブロック公式戦>

ケニー・オメガ


<『富士急 presents 2011 ジュニア・ヘビー級リーグ戦』

Aブロック公式戦>

BUSHI

BLACK BUSHI


<『富士急 presents 2011 ジュニア・ヘビー級リーグ戦』

Bブロック公式戦>

大和ヒロシ

佐藤光留



■9月11日(日)東京・後楽園ホール【開幕戦】 開始12:00 


【追加対戦カード】


<6人タッグマッチ>

船木誠勝、曙、浜亮太

KENSO、ダーク・オズ、ダーク・クエルボ


<タッグマッチ>

真田聖也、征矢 学

太陽ケア、大森隆男


<6人タッグマッチ>

渕 正信、BUSHI、ジミー・ヤン

MAZADA、BLACK BUSHI、佐藤光留


<タッグマッチ>

中之上靖文、曹駿

征矢 匠、李在?


【既報対戦カード】


<タッグマッチ>

諏訪魔、大和ヒロシ

秋山 準、青木篤志(ともにプロレスリング・ノア)


<富士急 presents 2011 ジュニア・ヘビー級リーグ戦 Aブロック公式戦>

KAI

ケニー・オメガ


<富士急 presents 2011 ジュニア・ヘビー級リーグ戦 Aブロック公式戦>

カズ・ハヤシ

 

<富士急 presents 2011 ジュニア・ヘビー級リーグ戦 Bブロック公式戦>

近藤修司

金本浩二

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