初代女王目指す真琴に“さくらえみからの刺客”!=SMASH
「アイスリボンを退団した真琴さん」と腹黒発言で挑発する都宮ちい(左)に対し、真琴は「やりたくない」と嫌悪感 【(C)SMASH】
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さくらえみは「私よりも若い子にチャンスを」と出場拒否
これを受け、SMASHでプロデューサーを務めるTAJIRIは、さくらに真琴戦を打診。しかし、さくらは、「私よりも若い子にチャンスを与えてもらえませんか」と返答し、アイスリボンに所属する4選手のなかから代表を決めて真琴と対戦させると逆提案。その4選手を会見に送り込むとTAJIRIに告げていたのだ。そして、TAJIRIの呼び込みによって4選手がそれぞれトーナメント出場への意気込みを語ることに。
新人・成宮真希は熊本弁でSMASH参戦アピール
さくらえみからの刺客として真琴との戦いに送り込まれた(左から)宮城もち、都宮ちい、新田猫子、成宮真希 【(C)SMASH】
続いて2人目は、猫子と同じく今年3月にデビューしたばかりの新人・成宮真希。「あら、べっぴんさんが来ましたねえ」とTAJIRIも注目したルックスの良さが光る成宮は、友達の誘いでやってみたプロレス教室をきっかけにプロレスにのめり込んでレスラーとなった異色の経歴を持つ。さらに、TAJIRIと同じ熊本県熊本市出身の成宮は、「自分はSMASHに出てみたかったとです。熊本城の強さ、水前寺公園のような美しさ、熱く燃える阿蘇山のような、そういうものをすべてぶつけたい!」と、熊本弁を交えながらトーナメント出場をアピールした。
3人目は、ドシドシと重量感あふれる足音を立てながら「ハーイ!」と愛嬌(あいきょう)を振りまいてやってきた宮城もち。今年3月の『SMASH.15』(後楽園ホール)でSMASH初参戦をはたしている宮城は、セクシードレスに身を包み、豊満すぎる“もっちりボディ”でTAJIRIを誘惑しながら、「私がディーバにふさわしい。だって、こんなにキラキラしてるじゃない。SMASHを観に来てくれるみんなも、私のファイトを観て、私がディーバになればいいと思うはず。ハートもキャッチしますけど、視線もゲットします!」と大胆アピールをぶちかました。これには、TAJIRIも「これぞ、ザ・リアル・ディーバということで……」と苦笑い。
そして最後の4人目は、身長142センチと女子プロレス界で最も背が低いながら、スピーディーかつ変幻自在な動きと関節技を駆使したテクニカルなスタイルで現在、19時女子プロレス認定のIW19王座を保持する都宮ちい。腕立て問題のときに、腕立て伏せ100回ができない真琴を尻目に、難なく100回をやってアピールしたことをきっかけに真琴と因縁が生じた都宮は、この日も「先日、真琴さんがアイスリボンを退団しまして、SMASH所属になりました。もう真琴さんと当たることができないかもしれない。なので、トーナメントに出させていただきたいです」とアピールだ。しかし、真琴がアイスリボンを退団したというのは事実無根の話であり、真琴本人も「退団してないよ」と即座に否定。これも“腹黒マッドマックス”の異名を持つ都宮なりの作戦と言ったところか。
以上、この4選手によってトーナメント出場が争われることが決定。選出方法は4選手参加のトーナメント形式となり、開催日時はTAJIRIとさくらの協議のもと近日中に発表される予定だ。4選手からのアピールを受け、真琴は「正直言うと、都宮ちいとはやりたくない」と嫌悪感を丸出し。以前は仲が良かった2人だが、さくらが引き起こした腕立て問題をきっかけに因縁が生じているだけに、真琴は「やっぱり自分はさくらさんを許したくはありません」と、対戦を辞退したさくらに不快感を示した。
“真琴物語”が新章に突入することを誓う
「今の自分を捨ててでも、変わらないといけないと思っている。新しい自分に生まれ変わる」と、これまで紡いできた“真琴物語”が新章に突入することを誓った真琴。はたして、初代女王の座を目指す真琴はどう生まれ変わるのか!? そして、個性溢れる4選手によって争われる残り1枠を巡る闘いにも注目だ!