ベンゲル監督「大きなフラストレーションと失望だ」=アーセナル公式サイト・インタビュー
アーセナルはパク・チソンにゴールを決められ、敵地で0−1の敗戦を喫した 【Man Utd via Getty Images】
以下は、試合後のアーセン・ベンゲル監督のコメント。
彼らを崩せるだけのスピードもキレもなかった
わたしの感じていることは重要じゃない。われわれはこの試合に敗れ、わたしはできるだけ客観的でありたいと考えている。われわれはチームとしての強度、組織力共にそのレベルを上げてきた。全体的に、マンチェスター・ユナイテッドの守備が非常に良かった。ゲームのテクニカルなクオリティーは互いに平凡なものだったが、それはピッチの状態が非常に悪かったからだろう。思うようなゲームができずに苦しんだ原因はそこにあると思う。それがわたしの意見だ。
ユナイテッドのプレーは非常にシンプルだったが、彼らは効率的だった。彼らにはゴールが生まれたが、われわれは十分なチャンスを作れなかった。今夜は相手をたたえなければならない。彼らは非常に固い守りを見せ、ミスは一切なかったからだ。そして、われわれのパスには彼らを崩せるだけのスピードもキレもなかったと思う。
――オールド・トラフォードのピッチについて
良いピッチと悪いピッチのどっちが良いかと聞かれたら、何と答える? ピッチの影響で彼らも同じように技術的なミスを犯していた。(ボールが)はずみやすく、滑りやすい状態だった。
――フィジカルなゲームだったが……
戦術的にトップレベルでプレーする2つのチームによる、非常に激しい戦いだった。ユナイテッドは守備に集中し、われわれにはその守備を崩せるだけのキレがなかった。特に序盤のわれわれは思うようにいかず、多少ナーバスになっていたと思う。素晴らしい守備を見せた彼らを称賛しなければならない。
――ユナイテッドの堅守について
守備的なミスが全くなかったし、今夜の彼らの集中力は非常に高かった。われわれがボールをキープするチームだということは彼らもよく分かっているし、守備にフォーカスしたんだろうが、フェアに見てわれわれはゲームを支配するほど危険ではなかったし、チャンスを作ることもままならなかった。後半は全員でチャンスを作る場面もあったが、彼らのカウンターに脅かされてしまう場面もあった。
――GKボイチェフ・シュチェスニーのパフォーマンスについて
ボイチェフのパフォーマンスは全体的に良かったよ。前半の彼は多少ナーバスになっているようだったが、ミスは全くなかった。この仕事に試合の大きさは関係ない。クオリティーがあればプレーできるんだ。偉大なGKたちは18、19歳からプレーしている。ファン・デル・サールもそうだ。18歳の彼がビッグゲームでプレーするのをわたしは見ている。
――タイトルのチャンスについて
大きなフラストレーションと失望感でいっぱいだ。だが、重要なのは次のゲームでしっかりとしたリアクションを示すことだ。今夜の試合を見ても、それ(タイトル)をあきらめる理由はない。もっと攻撃的に良いプレーができることは、われわれも分かっている。
<そのほかの情報は、JP-Arsenal.comで>
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